梨泰院は、なぜ「イテウォン」と読むのか?
韓国の圧死事故で、たくさんの犠牲者が出ました。あらかじめ分かっていたという証言や、人災だという人も出てきています。巻き込まれて亡くなられた方は、まさか自分がここで命を落とすなんて、きっと思わなかったでしょう。ご冥福をお祈りします。
今回の場所は、日本では六本木に匹敵するような場所で、「梨泰院」という所だそうです。日本の報道では「イテウォン」と紹介しています。これって、気になりませんでしたか? 私は気になったので調べてみました。
今回はなぜ、日本語読みしないのでしょうか?
私は昔からこんなことで疑問に思ったり調べたりする性格です。親からも人からも「邪魔くさいヤツ」だと、よく言われました。でも「なんで?」という疑問を持つことが、年を取ると「認知症予防に良い」と言われていますから、今となっては私の勝ちです(笑)
さて、今回はなぜ韓国語読みをしているのか、その答えを私は知りません。もしご存知の方がありましたら教えてください。
読み方に関しては、かねがね疑問に思っています。
卓球を見ていると、中国選手の名前がよく出てきます。二人の例をあげます。
人の名前や固有名詞は、勝手に読み方変えたらダメだと思うんです。そう思いませんか?
中学の英語の教科書に、マイケルという名前の男の子が出てきますが、アメリカで「マイケル」と呼ぶと通じないそうですよね。「マイコー」と呼ばないと返事しないんです。だって人の名前ですから、そりゃ~、自分だって違う呼ばれ方したら返事できませんよね。
いくつか例を出して比較してみましたが、今回の韓国の事故が起こった場所は、なぜか日本語読みをせず、韓国語読みで紹介しています。
今日の私の謎はそれです。
今回はなぜ、日本語読みではないのでしょうか? 私はこれで良いと思います。でもこれまでの日本の報道とは違うじゃないですか? なぜなのでしょう?
そもそもこれまでのような日本語読みすることが、私は間違っていると考えます。難しい読み方や、日本語に発音しにくい名称はたくさんあることでしょう。でも相手に失礼だと思うのです。だから、日本人としては読みにくくても、ちゃんと本当の名前で呼ぶのが筋だと思います。
卓球選手の場合、元代表選手がテレビで話す時は「日本語読み」をし、プライベートでは、現地表記で発音されています。とくに本人を目の前にして、日本語読みではダメでしょう? テレビで言い直している時、ありますからね。そりゃ~頭、混乱しますよ。一人の人に対して、二つの名前を使い分けしなくちゃいけないなんて、苦労されてると思いますよ。
ちなみに、外国の国名を日本では漢字表記しますが、アメリカがなぜ「米国」なのかご存知でしょうか? アメリカ人の発音では「アメリカ」とカタカナで言うほどはっきりしていなくて、アクセントが「メ」に付くために、最初の「ア」はほとんど聞こえなかったそうなのです。だから、幕末から明治にかけては、アメリカ合衆国は「メリケン」「米利堅」と呼ばれることが多かったのです。それで「米」になったそうです。「メリケン波止場」もその名残です。
日本に限らず、おそらくどの国にも、その国ならではの表記やとらえ方があって、変換されていることと思います。だとしても、人名や固有名詞はできるだけ、現地の言葉に沿った発音で紹介してほしいと私は思います。だから、「マイケル」ではなく「マイコー」と最初から紹介してほしいです。
今日は私の日頃の疑問を書きました。認知症予防のために、チコちゃんに負けないような、素朴な疑問を持った生活をしましょう。これもまた健康寿命を長くする秘訣だと私は考えます。疑問の答えは知らなくてもいいと思いますよ(笑)調べることが楽しければいいのですが、肩凝るし、調べるの邪魔くさいですから(笑)
今日は言葉のお遊びにお付き合いいただき、ありがとうございました。