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なぜマウンティングするのか?
マウンティングする人は、承認欲求が必要以上に強い傾向にあります。「他人から認められたい」「すごいと思われたい」「褒められたい」「注目されたい」といった気持ちが強いのです。自分の承認欲求を満たすために、無意識にマウンティングをしてしまうのです。
ここで私が気になったのは「すごいと思われたい」「無意識に」という二点です。
薄っぺらい単純な人間です
まさにその通りです。私は常に人から凄いと言われたいと思っています。それなのに凄いと言ってくれなかったら、自分から凄いと言われそうな情報をどんどん出していきます。それが無意識に行われていくので、結局マウンティングしてしまうことになります。
だからマウンティングしようとしてしているのではなく、単に凄いと言ってほしいだけのことです。そう考えると、何だか薄っぺらい単純な人間ですね。反省します。
なんでも抜けてるくらいがちょうどいい
思い出したことがあります。20代の頃、私は自分のことを何も隠すことなく人にあれこれなんでも喋っていました。その時、社長から「お前はなんでも先に喋りすぎなんだよ。もっと隠せ!」と言われたことがあります。
もう一つ思い出しました。
営業の仕事をしていた頃、まったく契約が取れませんでした。どんなプレゼンしているのか、今ここでやってみろと社長に言われてやってみました。その時言われたのが「相手に質問させる隙間を作れ」とアドバイスいただきました。企画書が完璧すぎて、聞いてみたい隙がまったくないというのです。「なんでも抜けてるくらいがちょうどいい。人間も。完璧を望むな。」と言われました。
こんなことを忘れていました。今思えば、あの頃ちゃんと気付いていれば私の人生は変わっていたかもしれません。しかし61歳になってようやくそのことが身に染みて分かってきました。今ちゃんと気付けたから、これからはきっと大丈夫。こうやって文字化したら、しっかり記憶にも残ります。これからはもっと隠します(笑)
喋るより、聞き上手になろう
マウンティングしてしまう人は、結局「褒められたいだけ」なんですよね。褒められたい気持ちは誰だって少なからずあることでしょう。ただその気持ちが大きいがために、褒めてほしい情報をどんどん出してしまうので、それが自慢話となり、みんなから嫌われるわけです。嫌われていることすら気付かない人だっているでしょう。それを自分のせいにせず、人のせいにしてしまうのも、このタイプの人だと思います。
定年退職して、地域ボランティアや自治会のような集まりに参加した際、どうぞお気を付けください。新しい環境では自分のことを知らない人ばかりです。少しでも自分のことを知ってもらいたくて、自己紹介する傍ら、つい喋りすぎてしまうことがあります。自分のことを喋るより、人のことを聞く努力をしましょう。
また、組織や人の欠点に気づいても指摘しないことが賢明です。自分の経験と照らし合わせて、自分の方が賢く感じることは多々あります。まずは様子見ましょう。急いではダメです。ゆっくりまず馴染むことを心がけましょう。どうぞ私のような失敗をしないよう、お気を付けください。
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