eスポーツで認知症予防効果を期待!
「eスポーツ」と聞いても、何のことか分からない人もきっといるはずです。そもそも、「スポーツ」という分類で良いのか? と思う人もいるはずです。
子供の頃「ゲームばっかりしてないで、勉強しなさい」って叱られませんでしたか? あるいは昼夜逆転するくらい熱中して、勉強に支障が出たという人もいるはずです。
私は一時期、ある一つの無名ゲームにハマったことがあって、頭からがゲームのことが離れなくて困ったことがあります。当時は既に仕事をしている年齢でした。ゲームをすることで寝不足になり、いろんなことに支障が出るようになったため、断ち切ろうと決意しました。1984年頃の話です。
あれは確実に「ゲーム依存症」です。
ゲーム依存症を断ち切るには、ものすごく大変なことだと思います。私はまだ軽症だったことから、うまく立ち直れたと思います。昔は、ゲームは「悪」という存在であって、どんなに上達してもその先には何もない、時間の浪費しかないという認識がゲームの世界でした。
しかし「ゲームのプロ」というのが現れ、1990年になると映像が3D化し、リアルで臨場感が比べ物にならないくらい進化しました。eスポーツという言葉も生まれ、市場規模も拡大し、世界中に広がりを見せています。
eスポーツは、オリンピックの新種目候補
オリンピックの新種目候補になるようなスポーツを、高齢者が気軽に体験でできるなんて、他のスポーツにはきっとありません。
認知症予防になるのかどうか、それはわかりません。これからいろんな調査がされていくことでしょう。ただ、これまでコンピューターゲームのような類を高齢者は体験したことすらない人ばかりでしょう。もしかしたら、子どもや孫に「ゲームばっかりして!」と叱っていた立場の人です。そういう意味では、触ることに拒否反応が生まれないか、ちょっと心配します。
ゲームにはたくさんの種類があるので、好きなゲームを見つけることができるかもしれません。それこそ、高齢者が昼夜逆転して、ゲームに熱中してしまう人だって、出てこないとは限りませんよね。この先、「高齢者のゲーム依存症問題」なんて時代が来たりしてね。
なににせよ、高齢になってから熱中できるものができたとなれば、それはそれで人生まだまだ楽しめるってもんですよね。いいと思います。
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