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働き続けている限り、老後はやってこない。
先日、老後と言う言葉が嫌いだという話を書きました。アウトプットすると余計にモヤモヤ感があり、切り口を変えて調べたらスッキリしましたので報告します。
老後を英語ではなんと言うのか調べてみると、2種類ありました。
老後は英語で life after retirement と言うのが最も自然です。
lifeは「人生・生活」、retirementは「リタイア・(年齢による)退職」をそれぞれ意味します。退職後の生活って老後ですよね。
I won’t have my life after retirement.
僕に老後はないだろうね。
He’s enjoying his life after retirement.
彼は老後の生活を楽しんでいる。
She keeps making robots after retirement.
彼女は老後もロボットを作り続けた。
old age も英語で老後を意味する表現です。
oldは「年老いた」ageは「年」なのでそのままですよね。
I want to try bonsai in my old age.
私は老後に盆栽をやってみたい。
You have to prepare for your old age.
君は老後に備えなければならない。
He spent his old days with nothing.
彼は老後を何もせずに暮らしていた。
日本語でいうところの「老後」とは、単に「年老いたあと」のことではなく、「仕事をしなくなった後」のことを指すのではないでしょうか? 英会話では、「retirement」=リタイアが使われます。それは、「life after retirement」=直訳すると「リタイヤした後の人生」ということになります。
それに比べ、「old age」は「老いた年齢」のことであって、年齢というあくまでも数字の解釈です。だから、青年、中年、老年のことなのでしょう。年齢やその期間を指す言葉として使われるのが妥当と思われます。
老後とは、リタイヤした後のこと
調べると、日本語の「老後」というのは「life after retirement」であって、仕事をしない高齢者のことを指すと考えれば、私の中で合点がいきます。
だから「私には老後は存在しません」と書いた意味も合致するのです。私は体が動く限り一生涯働くつもりでいますから、リタイヤがないわけです。
高齢でも政治家をされている人がたくさんいますが、その人たちのことを指して「老後」と言わないですよね。働いている人には老後はまだ来てないわけです。引退されるとそこからが老後なのでしょう。
サラリーマンの人からすると、「何を今さら当たり前のことを」と思われたことでしょう。私は自営業者なので、むしろ退職や引退という概念がないので、リタイヤする人の気持ちが分からなかったのです。
今までモヤモヤしていたことが解決しました。この解釈が一般的ではなかったとしても、私はこの解釈にしておきます。その方がスッキリしますので。
私はリタイヤしませんので老後は存在しません。
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