読書感想文　『レーエンデ国物語　月と太陽』

【レーエンデ国物語　月と太陽】


今度はルチアーノとテッサの物語


どんどん英雄となっていくテッサが逞しくてカッコ良すぎた。



第一部以上に困難で救いのない場面も多く、これは革命の話なのだと改めて感じた。
特に、テッサたちの身近にいる、いた人達との別れがたくさんあったことがつらい。
それでも常に諦めることなく戦い続ける意志を絶やさなかったことで不可能と言われていたことを実現し、証明してみせたところは英雄そのものだった。


第一部の物語から長い時間を経ての第二部だったけれど、登場人物達の本質的な強さは変わらず最後まで革命の話であった。


第一部の革命で環境が変わり、年月を経て第二部でまた一時代が終わり、第三部ではどんな革命の話が待っているのか。
待っているのは『喝采』か『沈黙』か、、、


#レーエンデ国物語
#レーエンデ国物語月と太陽
#多崎礼
#講談社
#読了
#読書
#読書記録
#読書感想文
#ランニング読書家