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読書感想文 『祈りのカルテ』

祈りのカルテ読了。

初期臨床研修で科を回っている諏訪野良太がそこで患者の悩みを解決していく物語。

ただ、彼が凄いのは形式としての治療ではなく、患者にも寄り添い根本的な悩みを解決するところ。

単純に、病気だからとか怪我だからだけで患者は傷つく訳ではないこと。
だからこそ、一人ひとりの気持ちに寄り添うえるかどうかがとても大事だと感じました。

そして、この物語での患者の悩みには身近な人への気持ちがこもっている。
自分が怪我や病気になった時周りの人の事をこれだけ考えられるのか、
思いやりの素晴らしさがたくさん詰まった一冊でした。

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