
マンダラート〜目標達成に向けた具体化の仕方〜
過去記事では「目標」についての考え方や
設定方法をご紹介しました。
本日は「目標」を達成するための具体化の方法
について1つご紹介します。
マンダラートという思考法をご存知でしょうか。
「マンダラート」とはは仏教における曼荼羅
(マンダラ)模様に由来するもので、曼荼羅
とアートを組み合わせた言葉です。
「曼荼羅」とは古代インドで用いられたとされる
サンスクリット語で「まるいもの」を指し、
仏様の世界や悟りの境地を描いた下記のような
幾何学模様です。

この曼荼羅模様のようにマス目を作り、
そのマス目ごとにアイディアを書き込んでいく
アイディアシートのようなものがマンダラート
です。
では、マンダラートのシートを作成するには
どのように記載していくかについてです。
まず、このマンダラートのマス目は中心マス目
と外側マス目に分かれて記載します。
中心のマス目には紙に縦3マス×横3マスの
合計9マスのマス目を書きます。
そして、その1番中心となるマス目には1番
達成したい目標を記載し、その周りに達成への
要素で埋めていきます。
そして、1番中心となるマス目以外の8項目の
要素を、外側のマス目の中心として記載し、
さらに中心マス目と同様にその要素に対する
具体的行動内容等を記載していきます。
そうすることで、目標に対する達成要素を
どんどん具体化していくことができます。
メジャーで活躍されている大谷選手もこの
マンダラートを高校時代に実践されていた
ということも有名です。
大谷選手が高校1年生の時に作成した
マンダラートは下記のようなものです。

中心マス目の1番真ん中に「ドラ1 8球団」
という目標が記載されており、その周りに
達成に向けた要素が記載されています。
その要素をさらに外側のマス目に記載して、
それぞれの要素に必要な具体的な内容が
落とし込まれています。
ここまで具体化していくことで、日々何を
すべきかも明確になり、目標達成に向けた
道標が完成します。
あとは愚直に行動および努力あるのみです。
ぜひ目標設定をした方はマンダラートを
活用して、より具体的な行動に繋げて
いただければと思います。
また、上記過去記事で紹介しましたマインド
マイスターというアプリも併せて活用して
みてはいかがでしょうか。
それでは。