72の法則〜あなたの資産が2倍になるのは何年後?
本日は資産形成をする上で知っておくべき法則を
ご紹介します。
『72の法則』
最近は多くの方が「投資」を身近に感じて
いらっしゃるのではないかと思います。
では、いきなり質問です。
あなたの手元にある100万円を10年で2倍に
するためには、どれくらいの利回りが必要
ですか?
パッと答えが出る人はこの法則を知っている
人ですね(笑)
『72の法則』とは今ある資産を倍にするために
何年必要かを計算するための法則です。
計算式はこの通り。
72 ÷ 金利 = 資産が倍になる期間
全てその通りになるとは思いませんが、
おおよその目安的にこれくらいかかるという
自分の中の指標を持つことができます
では、先ほどの質問を式に当てはめてみると、
72 ÷ x = 10
X ≒ 7%
となります。
そのため、100万円を10年で2倍にするには
年間の複利利回りが約7%必要ということです。
この72の法則はかの有名なアインシュタインが
発見したと言われており、名言として
「複利は人類最大の発明」という言葉を残して
います。
複利については過去記事でも紹介しています。
ご参考ください。
この約7%という利回りを聞いて皆さんはどう
思われますか?
つみたてNISAなどで有望な投資先指標とされる
「S&P500」でも約7%が平均利回りとされて
います。
※1900年~2003年の米国株式の平均リターン
※参考:ジェレミー・シーゲル「株式投資の未来 永続する会社が本当の利益をもたらす」
世界一の投資の神様と言われるバフェット氏でも
約20%と言われています。
そのため、平均利回り7%というのはかなり成果
の高い利回りということが言えます。
しかし、無理な数字ではないと思います。
そのため、大切なのは、自分のシナリオとして
どれくらいの期間で、どれくらいの運用利回りを
目指す投資戦略を立てるのかです。
そのシナリオさえ崩れなければ、投資を中断する
ことも、過度にリスクを取るようなこともなく、
コンスタントに自分の目標とする利回りに向けて
堅実な投資が可能と考えます。
まず、投資銘柄を選定する際には、自身が目標
とする利回りに過去平均として合致しているか
を確認するのも1つです。
過去平均はあくまで「過去」の話なので、
これかどうなるかはわかりませんが、1つの基準
となり得ます。
世の中何が起こるかわかりません。
現在、ロシアによるウクライナ侵攻で大きく
株価市場が変動していますが、こういった際にも
淡々と投資を続けられるかが長期投資としては
大切な要素になります。
株価が大きく変動しても、平気な顔をして
続けられるグリップ力、ホールド力を持てるか
どうか、その先に成果の高い利回りを得られる
と考えています。
ぜひこの「72の法則」を活用し、自らの投資
戦略を考えてみてください。
それでは。
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