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無知は罪だ。「知らない方が幸せな事もある」という人間もいるが、そんなのはただの甘えだ。世界を疑え。仕組みを知れ。この世界は完璧じゃない

今日は妄想科学アドベンチャー『CHAOS;HEAD』から。渋谷を舞台に不可解な事件が次々発生し、妄想を現実に変える能力を持つ若者たちがその事件の陰謀に立ち向かうという物語です。

「無知は罪」という言葉はとても厳しい言葉ですが、よく言われていることだと思います。知らないほうが幸せだったり、楽に生きていけるというのは恐らく正しいのでしょう。知ってしまうことで苦しんだり悩んだりすることが増えるのは事実です。

しかし、それこそが人が生きている証と言えるのではないでしょうか。自分が今生きている世界・社会のシステム・所属している組織・人間関係、そして自分自身。すべてを疑うことでその実態や本質を知り、さらに良いものにしていくことが、私たちがなすべきことだと思います。

「我思う、ゆえに我あり」で有名なデカルトも、その著作『方法序説』の中で、真理に到達するためにはすべてを疑うことが大切であると述べています。

自分の会社の中で、なんのためにやっているかわからない慣習や規則はありませんか?どんな組織にも一つや二つそういったものが存在しているはずです。昔は必要だったけど、今は意味をなしていないもの。時間が経つにつれてそういうものは増えてきます。

最初から世界や自分を疑うというのは難しいと思うので、まずはこういった身近なところから疑問を持つようにしましょう。常に疑問を持って生きることで、物事の本質を理解することができ、新しいことが見えてくると思います。

もちろん世界は完璧ではありません。システムも人も欠陥だらけです。世界は一部の強者によって、都合のいいように作られています。その中で私たちは生かされているのです。

何も疑問に思わず、知ろうとしないと、どんどん都合のいいように利用されることになってしまいます。それは一部の特権階級や、利益を独占したい人たちの思うつぼです。

あなたは日々に疑問を持って生きていますか?
何も考えず、誰かや何かに操られているように生きていませんか?

今日はこのへんで。明日もお楽しみに!

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