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2023/02/14の物理学 力学的エネルギー保存の法則の例

 今朝は『力学1』(古典力学)を勉強しました。
 前回に引き続き、エネルギー保存の法則の例を見ていきます。

 放物運動のところを読んでいると、ジェットコースターを思い出しますね。
 あれは一番高いところまでコースターを持ち上げ、あとは位置エネルギーを運動エネルギーに変えて走らせるという、古典力学をとても実感できるアトラクションです。
 テキストにはここまで出ていませんが、位置エネルギーと運動エネルギーが出てくると、必ずと言っていいほど思い出します。

 他にも、ガリレイが実験した振り子の運動なども出ていました。

 位置エネルギーの一番高いところから静かにおもりを放すと、その高さより高い位置に上がることはできません。

 いつだったかTwitterで「永久機関」というタイトルの動画を見たことがあります。
 穴から落ちた球がジェットコースターのようなレールを走り、最後にその勢いでジャンプして元の位置に戻り、再び落下して……を繰り返していました。
 永久機関が発明されたように錯覚するのですが、球の落ちた位置より高い場所まで上がることはないので、見えない場所に何か仕掛けがあって、どこかのタイミングで球にエネルギーを加えて加速させているのだと思います。

 初歩の物理ですから、説明されれば誰もが納得するでしょう。
 ただ、こういった保存則を知らないと騙される可能性があります。
 これがただの動画ならいいのですが、その装置を目の前に出され、永久機関の原理だと説明され「この原理を利用して〇〇を開発するから投資しないか?」などという怪しい話に発展するかもしれません。

 学校の勉強なんて役に立たないという人もいます。
 しかし、このような知識がなければ、詐欺師に騙されたり、知らないうちに片棒を担がされたりすることもあるので、やはり勉強は大切です。

 物理に限らず、学ぶことは知識を得るだけでなく、自分の頭で考え、ひいては上手い話に騙されないようにするという、自分を守ることにもつながります。

 ちょっと話がそれましたが、そういう意味でも、勉強をおろそかにするのはやめた方がいいなと思った、今日の学習でした。


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須賀マサキ
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