【実体験】デザイン組織立ち上げの課題って、なに?ChatGPTと答え合わせしてみたら…
転職してから2年間、大手Sler企業でデザイン組織の立ち上げをメインに動いてきました。この記事では「リアルにぶち当たった課題がChatGPTに予測できるのか」検証してみました。
正直、2年前にChatGPTいたら、、、と思うぐらい精度高かったです…。
※デザイン組織の立ち上げに関連するイベント予定しています〜!記事最下部に申し込みURLあります。
課題1:組織文化との整合性
これが一番の課題です。
入社して1ヶ月目にある社内MTGで言われた「リサーチって別にいらないでしょ、もうお客さんから要望来ているんだし、それに従って最後にデザインしてくれればいいよ」
おい、マジか、おい、マジか。となったことを覚えています。彼らの中ではデザイン=装飾の認識が強く、リサーチの重要性やかかる時間などもろもろのデザインプロセスを1から伝える必要がありました。
もうこれを一番に持ってくるGPTさん、さすが。
課題2:リソースの確保
いや、そうなんです。Macbookすらなくて10年ぶりぐらいにWindowsを触っていました。(Windowsの電源の入れ方分からなくて、IT担当の人に笑われた)
急にプロジェクトが入ってきたり、そもそも予算がない、基本的なデザインツールがないなど「ないない」尽くしでした。おかげでかなりツールには詳しくなりましたが。
課題3:ステークホルダーの期待管理
「課題1:組織文化との整合性」にもありますが、デザインにかかる工数や時間、ともなうプロセスや予算などは今もまだまだ伝えきれていません。それなりに大きな企業なので、毎度社内で会う人は違うのですべて一から伝える必要がありました。
当初はパワポをキレイにしてくれる部隊と認知されてたのでだいぶ改善されていると思います。(実話です)
課題4:クロスファンクショナルチームとの連携
社内にはいろんなチームがいます。IotやxR領域担当、AIチーム、コンサルチームもそれぞれがプロジェクトを遂行しています。案件によっては一緒に提案したり、協働していきます。
しかし、まさに部門ごとの目標や仕事の進め方、価値観や目線の違いからミスコミュニケーションが頻繁に起こりました。(社内コミュニケーションの多くが英語であることも原因かも)
課題5:成果の測定と報告
この課題は今まさに直面中です。幸いなことにCxOレベルが支援してくれているおかげでいろんな投資を引き出すことができましたが、そろそろ成果を、、、となっています。
ただ、目に見える数字は複合的な要因でできているので「これがデザインのおかげです!」と言い切ることができず、、、苦戦中です。
でも、うまくいったことも
いかにして、パワポをキレイ似してくれる部隊から「ちゃんとした」デザインプロジェクトができるようになったのか?
ChatGPTにズバリ当てられた課題に対して自分たちはどう立ち向かったのか?そして、他の組織ではどう対応しているのか学べるイベントを企画しています!
こんなお悩みにヒントを持ち帰ってもらえるようにShippopさん、パーソルキャリアさんにもご登壇いただきながら学びを共有していきます!
お申し込み、お待ちしています〜!
頂いた資金は子供支援団体などに寄付していきます。