端午の節句には、「あくまき」と「かからん団子」🎏
こんにちは。ゆのきりょうこです。
あくまきとかからん団子
同級生が、送ってくれました。ありがたや💓
鹿児島では、あくまきは、子どもの日の頃にいただきます。
一年中売ってはいるのですが、この頃にいただくのが習わしです。
あくまきは、もち米を竹の皮で包み、
木や竹を燃やしたアルカリ性の灰汁で何時間も煮て作ります。
常温で保存できるので、昔の人の知恵が詰まった保存食です。
これから、梅雨に向かうので、
冷蔵庫がない時代の保存食としては最適だったのでしょう。
そして、島津のお殿様が関ヶ原の戦いにも持って行ったのが始まりという説もあるエネルギー満点の食糧です。
そんなこともあり、
男の子が強くたくましく育つようにという願いを込めて
端午の節句にいただくようになったのだとか。
最近、先輩に教えてもらったいただきかたが、
美味しくてびっくり。
きな粉に黒蜜とろ〜り。食べ方はこちらを
かからん団子は、こちら。
お団子を包んでいる「かからん葉」は、
「サルトリイバラの葉」。
サルトリイバラは「猿捕茨」と書き、
その茎にある棘で猿が捕まるからとか。
でも棘は、それほど強いわけではなく、
実際捕まるのはお洋服を着た人間くらいと、
どこかで読んだことがあります。
かからんは、「病気にかからん」、
かからないという意味の鹿児島弁にも通じ、
病気や災厄の意味もあるそうで、なんともありがたいお菓子。
小さな頃は、そんなことも考えず、
どちらも、美味しいなぁってそんな気持ちで食べてただけだけど。
あくまきを切ったり、お団子の葉をはがすときから、すでに懐かしい。
先人から伝わるお菓子って、美味しいだけでなくて、
気持ちまで豊かにしてくれるような気がします。
幸せ。
管理栄養士 ゆのきりょうこ
おやつ買って、好きな絵本買って、娘とほっこりさせていただきます♪ありがとうございます🧡