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はじめてのnote|私の映画遍歴

はじめまして。りょうこです。
普段はコーチ/セラピストとして活動しています。
こちらのnoteでは

【セラピーとして見る映画】

というテーマで、主に女性の幸せについて考える記事を
綴っていきます。

映画を見て
「モヤモヤしていた気持ちが晴れた」
「凝っていた心がほぐれた」
「人生の課題を思い出すことができた」

そんな経験ありますよね。

映画って、別に見なくても生きていけるかもしれない。
でも、映画によって人生の味わい深さは、格段に変わる。
 
今回は、どうせなら、生きることをじっくりと堪能したいと思う私の
自己紹介記事です。
映画遍歴をシェアさせていただきます。


高校時代に出会った映画

中学時代に好きだった番組といって思い出すのは

『やっぱり猫が好き』

映画と言われると、思い出せません。

高校になると、サブカルの影響を受けて
ミニシアター系のものばかり見ていた気がします。

『ポンヌフの恋人』
『時計じかけのオレンジ』
『バグダットカフェ』
『ベティブルー』
『ストレンジャー・ザン・パラダイス』
『ツインピークス』

進学校に通っていたのですが、私はレールから外れ
学校を休んでは、早稲田松竹の2本立てなんかを見に行っていたことも。

生きることがしんどかった思春期を
映画の世界に没頭することで
なんとかやり過ごしていたと言えます。

NYで映画の勉強

美大の映像科に入るものの
メンタルがボロボロだった私は1年で中退。
東南アジアを旅したり、ふらふらとしていましたが
22歳のとき、映画の勉強をしにニューヨークへ移住をします。

聞こえはかっこいいけど
スパイク・リーが在籍したNYUのような名門校に通ったわけではなく
公立大学の映画制作科に通っての
地味な時間でした。

アメリカで映画といえばハリウッド(西海岸)を思うことが
ほとんどだと思うけれど
私は感覚的にニューヨーク(東海岸)が好みで
ウディ・アレンの

『マンハッタン』
『アニーホール』


は何度見てもうっとりしてしまいます。

とはいえ、やはり基本はアメリカ。
ハリウッド万歳。
大学の脚本のクラスの教授が
当時、日本やヨーロッパで評価の高かったウォン・カーウァイを
「あんなの映画ではない」と言っていたのが印象的です。

『恋する惑星』
『花様年華』

最高だったよね。。。

一周してたどり着いた映画の世界

映画のことしか考えていなかった私が
体調不良をきっかけにして
ヒーリングやヨガ、オーガニックの世界に目覚めたのが20代後半。
日本にも帰国して、すっかりセラピストが本業となり
映画を見ることは、ほとんどなくなっていました。

ここから時間をかなりすっ飛ばして2024年。
映画館といえば、娘を連れて行くイオンシネマという感覚になっていた矢先
久しぶりのミニシアター、渋谷のBunkamura ル・シネマにて

『落下の解剖学』

を見た時のこと。
私は、興奮して夜眠れなくなったのでした。

癒される映画ではない。
むしろ、もやっとする終わり方であるこの作品から
私の心はなぜか潤いを得たのでした。

振り返ると10年以上、事業の構築や
夢を具現化する方法という
非常に現実的な領域で奮闘して過ごしていました。

映画といったら気晴らしのエンタメであり
動画配信サービスで、気楽に見る程度の存在となっていました。

そんな時に見た『落下の解剖学』の衝撃と言ったら
忘れられません。
映画ってこんなに面白かったっけ?

そして、20代の時の「映画を作りたい」夢は
まだ諦めなくてもいいのかもしれないと
改めて脚本作りを勉強し直しているところです。

50代で監督デビューして
「ケンタッキー・フライドチキンのカーネル・サンダースは
65歳で創業した」みたいな逸話にしてみようかと思います(笑)。

読んでくださり、ありがとうございました。

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