チーズケーキに想いを馳せて。

久しぶりにチーズケーキを作った。鳥取で経営していたカフェを閉めて以来のチーズケーキ作りだから、もう3年ぶりぐらいだろうか。

ここ最近になって、無性に「チーズケーキ」にハマり始めた。食べるのももちろんだけど、チーズケーキを作りたい欲求がじわじわと高まっている。

書店や図書館に寄るたびに『チーズケーキの作り方』の本を読み漁っては、脳内で調理シミュレーションをしたりして。

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カフェ時代の僕は、調理はあまり好きではなく、もっぱらスタッフに任せきりだった。だけど、なぜか「チーズケーキ」を焼くことだけは好きだった。

チーズケーキを焼く担当。

それがカフェを閉める前の僕の立ち位置になっていた。そんな僕が、3年の時を経てまた「チーズケーキを焼きたい」と思い始めているのだから、人の感情というのは面白い。

ひとまず今回は、当時のレシピを引っ張り出して、当時使っていたヘラとボール、そして耐熱ガラス型とオーブンを使い、ほぼ当時と同じチーズケーキを焼いてみた。少しヒビ割れたけれど、懐かしい匂いに泣きそうになった。

今まで趣味らしい趣味を持てないでいたけれど、チーズケーキ作りがこれから数年間の趣味になりそうな気がしてる。きっと自分なりに最高のチーズケーキを求めて探究を始めるはずだ。

チーズの種類を変え、焼き方を変え、配合を変え、温度を変え、形を変え、自分の中の最高のチーズケーキを時間をかけて見つけたいと思う。

チーズケーキ、万歳。

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ここだけの話、僕がチーズケーキにハマったのは、、、