早稲田エクステンションセンターZoom講座「社会情動スキルを身につける」を受講して①
早稲田エクステンションセンターZoom講座「社会情動スキルを身につける」を受講しました。講師は、向後千春先生です。
エクステンションセンターとの出会い
私は、5年前から早稲田大学エクステンションセンター中野校で、アドラー心理学と教える技術を学んできました。このエクステンションセンターが、50歳を過ぎた私に大きな影響を与え、「新しい私」がスタートするきっかけになりました。「新しい私」については、以前にnoteに書いたので、文末で紹介します。よろしければお読みください。
エクステンションセンターの講座を受講するのは1年ぶりです。さらに、初のオンラインです。中野に行かれない淋しさがあります。しかし、オンラインでも、対面と同じ空気感があり、また、懐かしい仲間にも再会でき、充実した時間になりました。
学んだことを実践に活かす
さて、noteには、エクステンションセンターで学んだことを、自分の仕事にどのように活かしているかということを書いてきました。今回も数回に分けてまとめます。
まず、今日は、本題に入る前に、向後先生の講義の特徴について書きます。向後先生の講義は、先生のレクチャとグループワーク、それに対する先生のコメントのくり返しで構成されています。私は、ここでのグループワークのおかげで、他の場面でも、グループワークに対する敷居がさがり、発言しやすくなりました。
グループワークのテーマについて
向後先生がグループワークで投げかけるテーマについて書きます。先生が用意するテーマは、自分の人生や人生の目的を意識させるようなテーマです。それらは当たり前すぎて、日常では意識しないようなテーマです。なんでわざわざそんなこと聞く…と、いうようなテーマもあります。しかし、それらをグループワークで言葉にしている内に自分というものについて気づきます。自己覚知です。自己覚知をすることで、自分が学ぶ目的が見えてきます。
今回のグループワークは3つありました。テーマは、「仲の良い友人のどこを好ましく感じるか、苦手な人のどこが苦手か」、「自分の自信が持てる領域において、成功するための課題や技能は何か、現在の達成度は何パーセントか、うまくできていると感じるときはどういうきっかけか」、「長い時間をかけて達成したいと思っていること、そのための計画と方法、うまくいかないときの対処方法は何か」でした。
「うまくできていると感じること」がありました
私は、2つ目のテーマ、自分の自信の持てる領域に関する設問で、次のような回答をしました。「私は、自分の仕事において地域福祉における連携を進めている、そこでうまく行っていると感じるときは、地域から住民向けに講演をして欲しいと依頼があったとき」と、回答をしました。
偶然、この回答をしたすぐ後に、嬉しいことがありました。
私は、自宅がZoom向きではないため、職場の会議室を借りて講座を受講していました。講座が終わり、職場の駐車場にチェーンをかけているとき、通りがかりの男性から声をかけられました。
私は、昨年の12月に地域で福祉関係の講演をしました。声をかけてくれた男性は、そのとき聴講してくださった一人でした。その人は、毎日、散歩で私の事業所の前を通っています。しかし、尋ねる勇気まではなく、今日、偶然、私を見つけて声をかけてくれました。その人は、「私でも何かお役に立てることがあるでしょうか…」と、声をかけてくれました。
これこそ、うまく行っている、やってきてよかった、と感じるきっかけです。
明日のnoteは、講座で学んだことについて書きます。