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8.光る道

また日が空いてしまった、、、、。
こんにちは。キャパオーバー寸前の女子大生です。

よく、「大学生は人生の夏休み」という話を聞きますが
これ誰が言い始めたんですか、、、。
夏休みは遊びまくってアクティブに楽しむ派の人からすればそら4年間の休暇みたいなもんかもしれませんが、自分みたいな「夏休み=人間関係からの休息」タイプからすれば大学生活はむしろ「人間過多の気遣いまくり空気読みまくり故に大疲労期間」なんですよね(嘆)。
秋学期が始まってから毎日想像以上に疲れてて更新する間もなく時間が過ぎておりました

苦しい言い訳も程々に、
今回は檀一雄作品の「光る道」についての感想を綴りたいと思っております。

無頼派作品好きとして檀一雄氏は無論外せない作家ですが、恥ずかしながら本作が初めての檀作品でした。


文学における風景描写が大好きな自分にとって、この作品は革命的な魅力を抱えておりました。
情景描写として書かれている文章はもちろん、登場人物の回想や発言の中に詰められた風景を表現する言葉が、本の中にその景色をそのまま描くように繊細で鮮明でたまらなく素敵でした。
もう本当にたまらなくたまらなく素敵だったんです。
現実で自分がこの景色を見たことがあるんじゃないかって思えてくるくらい、全部の言葉がその風景を脳に転写してくるんです。

輝いてました。私は光る道を見たんです。


ネタバレ回避のための抽象的な表現に熱がこもって余計にほわほわした文章になってしまいましたが、ぜひ1度「光る道」を手に取って、その景色を見て頂きたいです。


一概に 秋 とも言い難い天気が続いております。くれぐれもお身体にはお気を付けてお過ごしください。
読んでいただきありがとうございます。



文献: 檀一雄  『光る道』
         百年文庫 16  「妖」より

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