新生活のはじまりと転職について
はい、新しい生活がスタートしましたね。
最近、自分が思っていたよりも花粉症のアレルギーが深刻かもしれないと感じています。
学生の方や社会人の方々も、新たな生活が始まるという方が多いのではないでしょうか。
私もこの4月から新しい職場で仕事を始めることになりました。
先日、最後の出勤日を終えたので、今はこのnoteを書いています。
今回、2年2ヶ月勤めたスタートアップ企業を退職し、新しい場所でPdM(プロダクトマネージャー)として働くことになりました。
などの経験を評価していただき、次の勤務先から内定をいただけたのかなと思っています。
また、本当にありがたいことに、フルリモートでの参画も許可していただき、感謝しています。
私自身は出社賛成派であり、リモートと出社のハイブリッドが最も効果的だと考えています。
ただ、関西在住であること(なんでワイは関西なんや・・・!と思いつつも)、関東の企業への転職を考えると、関東への引っ越しを前提とする必要があります。
しかし、奥さんの仕事の都合もあり、私がフルリモートで働ける場所を探す方が現実的なのです。
ですので、いつかは関東への移住も考えていますが、フルリモートでの参画を許可してくださった企業の皆様には本当に感謝しています。
1.なぜ転職しようと思ったの?
ひとつめは、シンプルに給与レンジです。
正直に言えば、私の現在の年収と市場価値との間には非常に大きな金額差がありました。
いくら現在の職場で成果を上げても、市場価値に匹敵するような大幅な年収アップは難しいと感じたため、今回の転職を決断しました。
給与が高い方が良いというのはシンプルな理由ですが、他にもさまざまな理由があります。
ただし、嫌ならば組織を離れて辞めるということがスタンスとして前提にありますので、私自身は一定の成果を上げてきた2年間を経ての転職という選択に至りました。
他人を変えることは容易ではありませんが、まずは自分自身が変わればよいのです。
2.転職を決めたポイント
最終的に今の企業を選んだ理由は、自分のスキルセットや将来のキャリア形成、そして提供できる価値が組織に適合するかどうかが決め手となりました。
自分のキャリアについても何度も考えました。
この企業で本当に自分が描くキャリアを実現できるのか、自分の強みが活かされてスムーズに働けるのかなど、真剣に検討しました。
具体的な働き方をイメージできるまでゆっくりと話し合う時間をいただけたことも、この企業に参画する上での重要な判断材料となりました。
今回転職する企業の皆様には、お忙しい中でも真摯に向き合って時間を割いていただいたことに感謝しています。
3.転職するときのポイント
3-1.転職サービスの活用
まず、今回の転職では以下の転職サービスを利用しました。
新たに活用し始めたのはYOUTRUSTと転職ドラフトです。
結果的に、YOUTRUSTから声をかけていただいた企業に転職することになりました。
転職ドラフトは、指名理由と提示される金額によって正確な市場価値を知ることができるため、おすすめです。
3-2.スカウトについて
私自身、すべての転職サービスで以下のリンクを設置していました(ただし、ビズリーチは外部リンクの設置ができませんでした)。
原則として、上記のプロフィールを一度も目にしていない企業や、noteなどのリンクから記事を読んでいただけてないだろうという企業には返信していません。
また、自社の紹介しか書いていないスカウト文を送ってくる企業にも一切返信していません。
採用や転職は、お互いのマッチングに基づいて進めるべきだと考えています。
企業が一方的に事業に関する情報を送るだけであったり、コピペ文章を送ってくるだけの企業との面談は、お互いにとって有意義な時間になるとは思えないため、そのような企業には返信していません。
3-3.面談
転職はマッチングの結果です。
片方が選んで決まる単純なものではありません。
お互いがどのような価値を提供できるのかを考えて、自分自身をプレゼンする場です。
最近では、面接の前にカジュアル面談を行うことが一般的になってきています。
私も今回は約20社とのカジュアル面談を受け、そのうち2社だけが面接に進むことになりました。
また、面談でよく尋ねられる内容について、ある程度テンプレート化して面談に臨むようにしていました。
以下に、私が面談でよく聞いたものを一部をざっくりと紹介します。
💬 課題について
現在の組織における課題やボトルネックは、具体的に何がありますか?
🏢 人材について
入社を希望する人材に対する期待値は、どのようなものがありますか?
どのような人材が組織のカルチャーにフィットすると考えていますか?
どのような人材が組織のカルチャーにフィットしないと考えていますか?
どのようなスキルや経験を持っていると望ましいと考えていますか?
🦾 事業について
売上高やユーザー数など、お話しいただける範囲での基本情報を教えていただけますか?
顧客とはどのような人々が利用していますか?
ロイヤルユーザーはどのような人たちですか?
顧客が抱える問題や課題は何か?その問題をどのように解決できていると考えていますか?
プロダクトにおいてまだ改善の余地があると感じる点はありますか?
1年から3年先のロードマップでは、どのような計画を立てていますか?
競合他社に対して優位性があると思われる点はどこにありますか?
自社のプロダクトにはどのような独自性があると思われますか?
プロダクトの成長を促進する上で、重要視しているKPIはどのようなものですか?
📔 開発について
開発体制は具体的にどのような形で構成されていますか?
技術スタックはどのような要素から成り立っていますか?
現在の技術スタックにおいて、特に難しい部分や苦労しているポイントはありますか?
開発チームとビジネス部門の間で、仕事はどのような関係性で進んでいますか?もしくは、明確な開発チームとビジネス部門の構図が存在しない場合、どのような進め方ですか?
👔 働き方
意思決定はどのようなプロセスで行っていますか?
組織はフルリモートでの働き方を採用していますか?
フルリモートで働く場合、コミュニケーションにおいてはどのような点に注意していますか?
ドキュメントの作成やミーティングの文化はどのようになっていますか?
副業は許可されていますか、それとも制限されていますか?
評価はどのように行われていますか?
質問項目は結構多いですね。
これまでのカジュアル面談の反応からも、情報が盛り沢山であるという印象を受けることが多かったです。
面談では、限られた時間の中でお互いに必要な情報を手に入れることが非常に重要です。
何も聞かない、または質問をしてこないということは、お互いの時間を無駄にする結果になりますので、避けましょう。
相手がしっかりと目を通してくれるかどうかは別として、カジュアル面談当日より事前に質問のドキュメントを送っても問題ありません。
このカジュアル面談の時間は、選考に進むかどうかを判断するために、様々な情報を得ることや、予想と異なる点をお互いにクリアにしていくことが重要です。
4.エンジニアやめるの?
私自身、デザイナーからエンジニアへのキャリアを歩んできた経験もありますが、次の勤務先ではPdM(プロダクトマネージャー)として働くことになりました。
これまでのように「エンジニアとして手を動かす」という働き方ではなくなりますが、個人的には技術のキャッチアップを続けます。
これは既に習慣化しているので、やめるという領域の話ではなく、ずっと続けていくつもりです。
最近は特に、AIによって仕事がどのように変化していくのかに興味を持っています。
「PdMやマーケター」の仕事においては、プロダクトの課題を分析し優先順位をつけたり、効果的な施策を考える作業も、AIが瞬時に判断できるようになるでしょう。
一方、「エンジニアやデザイナー」の仕事においては、実際にコードを書いたりデザインをする作業も、AIが瞬時に実装してくれるようになるでしょう。
このような状況下で、「AIに仕事を奪われそうなPdMは大丈夫?」という声も聞こえてきそうですが、私自身はキャリアを大事にする一方で、将来のキャリアの方向性についてはあまり明確ではありません。
そして肩書きや役職のようなものには執着はありません。
もし明日にでもAIに仕事を奪われたとしても、常にアンラーニングやリスキリングを行い、柔軟に対応していくつもりです。
AIに仕事を奪われたら、旅人になればいいやくらいの感覚です。
願望や野心は持っていますが、同時に「まあ生きていれば何とかなるでしょ」という気持ちで生活しているので、将来的に困ることもあるかもしれません。楽観的すぎるかもしれませんが。
私が最近ハマっているのは、MidjourneyやChatGPTです。
今回、転職について詳しく話しましたが、まずは4月から新たな場所で頑張っていきたいと思います。では。
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