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今回はこちらの書籍を読んだ。思考をまとめていく。

そういう意味で、人間がいちばんわからないことは「人間とは何か」ということです。わからないからこそ、人間は長年にわたり、人間について考える小説などの作品を作ってきたというわけです。

After 2040/池上彰

→「人間とは何か」過去も未来も問い続けられる問い。

長年誇りを持ってやってきた仕事がなくなる人にとっては、 2040年には暗い未来が待っていると思えるかもしれません。しかしそういうときは思い切って好奇心を持って、新しい仕事に挑戦するしかありません。

After 2040/池上彰

→好奇心が人を前に進める。好奇心を培っておくことは重要。

東京都と大阪府は、世帯年収の上限を撤廃し高校の授業料を実質無償化することを決定しました。「すべての子どもに学校選択の機会を広げるため」としていて、まさにもっともな理由です。

After 2040/池上彰

→知らなかったのでメモ。

また教員採用試験を受ける人もどんどん減っていて、公立学校教員の 24年度採用試験の志願者は全国で計 12万 7855人と、 20年度と比べて 15・ 5パーセントも減少しているのです(朝日新聞社調べ)。

After 2040/池上彰

→教員免許を持っている自分としては常に気になっていること。

大学の年間授業料と入学料の合計平均は、 2023年度で国立が約 82万円、私立は約 120万円です。この三十数年間で、国立は 2倍、私立は 1・ 6倍になりました。

After 2040/池上彰

→自分の子供たちの頃にはどうなるだろう。

 現在は年収 270万円(目安)までの世帯のみ大学無償化、年収 380万円(目安)までは授業料の一部を免除、という制度があります。また 3人以上の子どもがいる多子世帯は、 25年度から学費を無償化とすると発表されています(ただし卒業後の子が扶養を外れ、扶養する子どもが 2人以下となると対象外)。

After 2040/池上彰

→こういったことも親として学んでおかないと。

なお水害ハザードマップでリスクの低い場所であっても、「内水氾濫」が起きることで水害となってしまう場合があります。その地域の下水の容量を超える雨が降って排水溝などから雨水があふれ浸水を引き起こしたり、川の水位が上がることで平時なら川に流れ込むはずの用水路の水が流れ込めなくなり、市街地に降った雨が行き場を失ってあふれたりすることを「内水氾濫」といいます。

After 2040/池上彰

→ハザードマップを過信しない。

今の日本では実感が湧きませんが、世界中で最も人間を殺している生き物は、実は蚊なのです。

After 2040/池上彰

→いつまた脅威になるかわからない。恐ろしい虫だ。

「再エネ賦課金なんて、そんなお金は払いたくない」という人は、逆に今こそ、自宅への太陽光パネルの設置などで再生可能エネルギーを「つくる側」に回ることも検討してみてはどうでしょうか。

After 2040/池上彰

→なるほど。そういう意味でもエネルギーをつくる側になることはいいのか。

日本の平均世帯年収は、 47都道府県の中で最も高い東京都であっても 821万円( 22年)で、ニューヨーク州やカリフォルニア州の半分に満たない水準となっています。

After 2040/池上彰

→すごい差だ。もっと世界に目を向けよう。

自立して生きていく力がどんどん失われて自分では何もできなくなったり、認知症が進んでしまったりしそうです。便利になりすぎることが、 2040年の大きな課題となる予感がします。

After 2040/池上彰

→便利は怖い。慣れることは後退を意味する。人としては。

仕事はどんどんオートメーション化しつつ、暮らしは自然へと回帰し、自分の頭と体を極力使い「生きる力」を身につけるほうがよさそうです。

After 2040/池上彰

→仕事と暮らしの違い。効率と不効率でわける。

つまり受給開始年齢が 60歳から 65歳へと引き上げられてはいますが、平均寿命も延びていることで、実質的に年金をもらえる年数はそれほど変化しないといえます。

After 2040/池上彰

→確かにその通りだ。

世界最高齢として記録に残る人たちは、だいたい 120歳前後の寿命ですが、これは脳の神経細胞の最大寿命に近いからだといわれています。そのため他の臓器がどんなに健康でも「永遠の命」は得られず、人間は 120歳前後で亡くなることになります。

After 2040/池上彰

→そういうことか。120歳が当面の壁か。

経営学者のピーター・ F・ドラッカーは、「未来を予測するいちばん良い方法は、自分で未来をつくることだ」という名言を残しています。未来がどうなるのか予測しても、当たるかどうかなんて誰にもわかりません。わからないことに対して悩むのではなく、むしろ自分が思い描く「明るい未来」を、自らつくっていってほしいと思います。

After 2040/池上彰

→自分で未来をつくる。どこまでいってもこれに尽きる。

以上だ。こういった未来予測系の本は一時期よく読んでいたが、ここ数年読んでおらず、久しぶりに読んだ。予測なので、学びと言うのかどうかはわからないが、こういった予測も定期的には取り入れ、視野を広げておきたい。

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