この物語は修学旅行で泊まったホテルの一室からはじまる。 中学校3年の夏、京都を訪れていた。 2人部屋だった。 俺は考えた。 「どうにかして女子部屋に行けないだろうか…
18歳の春。パシフィコ横浜で大学生活がスタートしようとしていた。 新たな門出を祝うべく満開の桜が咲いていた。 生暖かい風が吹く中、今後の大学生活に希望を抱く学生達…
RYOGA
2022年10月27日 17:47
この物語は修学旅行で泊まったホテルの一室からはじまる。中学校3年の夏、京都を訪れていた。2人部屋だった。俺は考えた。「どうにかして女子部屋に行けないだろうか」この日のホテルは男子が3F、女子は5Fに泊まっていたどうやらクラスメイト達は枕投げに勤しんでいるようだった。ふざけるな枕投げなんかじゃ事足りる訳がない刺激が欲しかった。しかし学校側としても男女の接触は避けたかっ
2022年10月21日 21:19
18歳の春。パシフィコ横浜で大学生活がスタートしようとしていた。新たな門出を祝うべく満開の桜が咲いていた。生暖かい風が吹く中、今後の大学生活に希望を抱く学生達が募った。僕はサッカー部に入部した。それまでずっと続けてきたし、入部は決まっていた。同僚達は名門校を卒業してきた精鋭だと聞いていた。また新しい競争のはじまりだ。僕は自分に言い聞かした。「負けるんじゃないぞ」と。