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戦国逸話~判断と行動~

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2021年1月の記事一覧

やると決めたことの良し悪しを考える必要なんてないという黒田官兵衛の言葉

やると決めたことの良し悪しを考える必要なんてないという黒田官兵衛の言葉

こんにちは、両兵衛です。

よし!やろう!と決めたのに、ふと迷いが生じて結局動き出せないということがありませんか。完璧主義であると本当にこの道でいいのだろうか?やっぱり違うのではないかと考えすぎて。

以前、黒田官兵衛の「草履、片々 木履、片々」という息子に行動の大切さを説く逸話を取り上げました。片足に草履、片足に下駄という無様な恰好でもとにかく走り出さないといけないときがあると。

今回も官兵衛

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迷ったり考えすぎた時につぶやいて自分にかけることば~春日山城壁書~

迷ったり考えすぎた時につぶやいて自分にかけることば~春日山城壁書~

こんにちは、両兵衛です。

今回は座右の銘というと大げさですが、年始ですので私が自分を律する必要があるなと感じたときに思い出すことばを取り上げます。

「春日山城壁書」という春日山城内に掲示されていた文書があります。春日山城は越後国(新潟県)にあった上杉謙信の居城です。この壁書は謙信が掲げていた今でいう会社の社訓といったところでしょうか。

冒頭部分にこうあります。

運は天にあり

鎧は胸にあり

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この先どうしたらいいかわからないというときに独眼竜が言ったひとこと

この先どうしたらいいかわからないというときに独眼竜が言ったひとこと

こんにちは、両兵衛です。

2021年最初の投稿なので、今年はどうしようとか、これからどうしようかと悩んだときというテーマの逸話を取り上げます。今回の逸話は、個人というよりチーム内の会議での一コマです。

会議というと、ああでもないこうでもないと紛糾して、そもそも何を議論していたかもわからなくなるなんてこともあるかもしれません。今回登場してもらう伊達政宗はバシッとひとこと言っています。

政宗とい

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