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「生活の手応えは、いつも誰かとの会話の中にある」

最近読んでいる本がある。
その本についてはまたいつか紹介したい。

そんな本から一節、印象に残ったフレーズがある。それがタイトルにもある通り、

「生活の手応えは、いつも誰かとの会話の中にある」

ほんとその通りだなぁ、と思う。

自分という人間は割と自分の頭の中で自分と会話をしちゃうタイプで、常に何かしら考えちゃう癖がある。それだけでお腹いっぱいになっちゃうこともある。

だから土日なんかは誰とも会話をせずとも、1日過ごしてしまうなんてことも。それで過ごせちゃうは過ごせちゃうんだけど、どこか寂しさがあるのもまた事実で。

結局自分で考えたことって自分の範囲までしか影響を与えず、それによって何が変わってどういう結果が出るかなんてわからない。”1人の世界”に感じてしまう。

調子がいい時ってプラスのサイクルがぐるぐる回っているから、それでも何とか成り立つ。いい方向へいい方向へ思考が及んでいく。
一方で調子が悪い時ってマイナスのサイクルがぐるぐる回っているから、思考が悪い方へ悪い方へ及んでいく。まるで自分1人取り残された感覚になるくらい、視野が狭くなってしまいかねない。


そんな時、冒頭で紹介した言葉がグッと胸にくる。

自分と世の中を繋いでくれるのは”誰かとの会話”なんだって。

おはようって言うと「おはよう」って返されて、
ありがとうって言うと「どういたしまして」って返される。

そうやって何気なくとも会話のやりとりをすることで、生活の手応えを感じているんだなって思った。普段当たり前すぎてあまり考えてこなかったけど。

大変な時こそ、つらい時こそ1人を選びたくなっちゃうものだけど、そういうときこそあえてたくさん会話をしていった方がいいんだと思う。

1人を選べば選ぶほど取り残された感覚になってしまうから、
生活感を感じなくなってしまうから。
繋がりを求めて会話をする。

そしてどんな何気ない会話でもメモとして書き留めておく。
そんな積み重ねで生活が成り立っていくんじゃないかなって。


もっともっと会話をして、会話を楽しんでいきたい。

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塩浦良太
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