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3. 使命とビジョンについて

ここまで会社概要やブランドメッセージを紹介してきた。

3回目の今回は、実際にどんな想いで事業を展開しているのか。
使命や目指していることについて紹介したい。

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[1]使命 : ご利用者様の真のQOL向上を目指す

訪問看護、就労支援を軸に事業を行っている弊社。

しかし、「真のQOL」と言われても抽象的でどんな意味なのか分からない人も多いのではないだろうか。
そもそも”QOL”でさえも、馴染みがない人もいるだろう。

QOL(Quality Of Life):一般に、ひとりひとりの人生の内容の質や社会的にみた『生活の質』のことを指し、ある人がどれだけ人間らしい生活や自分らしい生活を送り、人生に幸福を見出しているか、ということを尺度としてとらえる概念である。

私も高校の野球部時代、『QOLシート』といって一日の管理をするシートを監督から配られていた思い出があるため、なんとなくは知っていた。

しかし”使命”で使われているのは「真のQOL」である。一体なに?

会社ホームページを参考にすると、

真のQOL向上とは。
単なる医療者が掲げる「QOL向上」ではありません。
ご利用者さまが本当に何を求め、どうなりたいか、どうしたいか、
を適切に捉え、
それを最大限に尊重した上で医療者としての専門的な支援を行うこと。

と書かれている。

ここからは私の解釈も含まれる。

生活の質を上げる、そのためにはただ給料が多くもらえればいいのだろうか。多くの支援が受けられればいいのだろうか。

もちろんその側面もあると思っている。ないよりはあった方がいいものって世の中にはたくさんある。その最たる例がお金なのかもしれない。

そこで条件を同じにして考える。もし同じお金をもらえる時、「これをやって、次はあれをやって」と指示される、言い方を変えると「やらされている仕事」をするのか。それとも自らしたいこと、したいことが出来なくても自分で考えて行動に移す仕事、言い方を変えると「主体性が求められる仕事」をするのか。

大事にしたい価値観は人それぞれにあると思っている。

だからこっちで勝手にゴールを決めてゴールに促すサポートをするのではなく、当事者が目指すゴールを理解し、それを最大限尊重した上で専門的支援を行いながら、そのゴールもしくはそれ以上の結果を出すためにサポートするのが「真のQOL向上」に込められている想いだと解釈する。

[2]長期ビジョン:地域で医療-介護を創造し、世界へ発信する

地域で創造とは。
日本は”超高齢化先進国”です。
この、世界では類をみない社会環境の中で私たちは常に新しく、
そして質の高い医療-介護サービスを考え、創っていく必要があります。

世界へ発信とは。
日本が「ものづくり産業大国」として、
世界に大きな価値を提供している中、
次の世代に必要なものは医療-介護サービスという名の「おもてなし産業」であると考えます。
“超高齢化先進国”で培った質の高い地域医療-介護サービスを世界に発信し、世界に価値を提供します。

ホームページにはこう書かれている。

日本は言わずもがな「超高齢化社会」である。この流れはますます加速していくと言われている。そしてこの状況は、日本だけに限らず、諸外国先進国でも高齢化に向かっている。

避けては通れない未来を悲観的に捉えるのではなく、前向きに捉えられるポイントを探す。それが日本でつくったものを世界へ発信していこうという思いなのだろう。

[3]福祉が地域を支える社会の実現

長期ビジョンを達成するための目標として掲げられている中期ビジョン、それが「福祉が地域を支える社会の実現」である。

Wantedlyのサイトには、

「福祉が地域を支える社会の実現」(〜障がいをもった方、介護が必要な高齢者の方、病気を患った方、どんな方でも支えられる側ではなく、支える側に。働いて、稼いで地域に貢献し、自立しているのが当たり前な社会)のビジョンのもと、日々挑戦している企業です。
事業内容としては在宅医療や就労支援のサービスを展開しています。

現在サービス提供エリアは東京都、石川県金沢市、愛知県名古屋市であり、それぞれの地域で患者さん、ご利用者さんの「真のQOL向上にむけての支援」を行なっております。(現在は埼玉県でも提供中)

と書かれている。

”どんな方でも支えられる側ではなく、支える側に”、私の好きな表現の一つだ。自分が役に立っていることを実感したい、この承認欲求は多くの人が持っているものだと思う。

そしてそれを地域でつくっていく。そうすることで当事者もやりがいを感じられるし、地域の活性化にもつながると考える。

簡単なことではないし、綺麗ごとなのかもしれないけれど、綺麗ごとも言わなければ始まらない。これが実現された未来を想像した方がワクワクする。

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以上、ブランドメッセージと共に金沢QOL支援センター株式会社の軸となっている、使命とビジョンの紹介と解釈をまとめてみた。

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