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待てるかって、時には大事

物事には「タイミング」というものがあるなぁ、と感じます。


いろんな便利なものが出てきて、どんどん技術が発達して、たくさんのことを受け取れるようになった一方で、難しくなったことの大きな1つが「待つ」だと思ってます。

例えば、YouTubeを見ている時に流れてくる広告。すべてを見ずに、「広告をスキップ」を押してしまうこと。何なら広告なんか見なくていい、とYouTubeプレミアムに登録している人も多いのではないでしょうか。


働き方が変わってきたのも、関係している1つな気がします。
昔(自分が知らない時代)は、年功序列かつ終身雇用、みたいな状態だということを、いろんな人から聞きます。だけど、その流れは変わってきていて。いろんな意味で転職のハードルが下がったし、「フリーランス」と呼ばれる人も増えました。何なら「退職代行」もトレンドだったりします。

新卒で会社に入社しても3年以内に辞める人も多い、みたいなことも不思議な話じゃなくなってきています。きっとその理由って

「やりたいことができない」
「思っていたのと違う」
「人と合わない」

という部分が主だと思っていて。

それって恐らく今に始まったことじゃないけれど、昔は「だからといって、どうすれば」という感じだったんだろうなと。そういった意味で、選択肢が増えた今は、だいぶ生きやすくなったんだと思います。


そんな時代には珍しく(?)、自分は新卒で入社してもうすぐ4年目を終えようとしています。もちろん入社した当時は「すぐに辞めよう」なんてことは思っていないので、ここまで続けているのは当然と言えば当然なのですが、時代の流れからみると、「ここまできたな~」という感じでもあります。

すべてがイメージ通りだったか、すべてが希望通りだったか、というと必ずしもそうではないのかもしれません。でもそれって当たり前です。結局、物事って自分の師っている範囲でしか、想像、想定できないので。

これは個人の見解ですが、自分の想定と違ったからすぐ別の道を探すって、悪いことではないと思うんですけど、ちょっと早計かなとも思います。そういう時に、「じゃあ今置かれている環境で、どういった楽しいことが出来るのか」というのを考えたいな、と言い聞かせてます。


わかります。
常にそんなポジティブにいれるわけじゃありません。人間浮き沈みはあるもので、「なんだよそれ」と思うこともあります。だから、自分が大事にしたい部分というか、やりたいこと・目指したいことはちゃんと先に見据えて持っておきます。

今いるところから、その目指すところの道中に、多少の想定外も置けるかが大事だと思っていて。そこの道から完全に逸れていることだったら、思い切って「止める」「辞める」ことも必要な選択です。限られている時間を、どのように使うのかは自分自身の「勝手」なので。

だけど、”1回考える”という作業はちゃんとしたいです。
そうしたら「もしかしたらこれは必要は時間かもしれない」ってなるかもだし、「あ、やっぱり絶対いらない時間だ」ってなるかもしれない。どっちになったとしても、考えるという作業は忘れたくないものです。


そういったことも踏まえて、「待つ」ということを、時には大事にしていきたいと思っています。

必要なものって必要なタイミングでやってくるし、いろんなものが何かとつながっているものです。それを楽しんでみる気持ちは大切にしたいなと。


待たなくても選択肢が多いからこそ、その作業は大事にしたいです。


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塩浦良太
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