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ルールやマニュアルって

世の中には「ルール」や「マニュアル」と呼ばれるものが数多くあります。


自分たちが所属している会社や学校にだってルールはあるし、もしかしたら家族にだってあるかもしれない。スポーツにだってルールはあります

もっと言えば法律なんて日本で代表的な”ルール”です。

ルールは守らなきゃいけない。
それは周知の事実。

なぜ守らなきゃいけないか、ってそれを守らないと我慢する人が出てきちゃうから。誰かが傷つくから。歯止めが利かなくなるから。

サッカーでフィールドプレーヤーが手を使い始めたら無法地帯です。
お金を払わずに商品を持ちだしたらそれは万引きです。

わかりやすい例を出したけど、大なり小なり、世の中にもっともっとたくさんのルールがあります。マニュアルがあります。


守らなきゃいけないのはわかってるんだけど、
「なんだよ堅苦しいな~」とか「また守らなきゃいけないものが増えたのか」みたいなことを感じたことはありませんか。

気持ちはすごくわかります。何ならそう思っちゃうこともあります。

でもこれってルールを「守る/守らない」、マニュアルに「従う/従わない」の基準で物事を見ちゃってるからだと思うんです。ということに最近気づきました。

ルール=堅いもの、みたいな印象がついちゃっているのも原因かなとは思います。この考え方になっちゃうと確かに守るのは億劫です。

でもルールやマニュアルって人を億劫にさせるために決められたものじゃないはず。冒頭にも書いたように、「誰かが我慢しなくていいように」だったり「安全安心に楽しめる」だったり「効率が良くなる」だったり、本来目的ってもっと違うところにあるはずだと思うんです。


自戒も込めて言います。

「今自分が守っているルールやマニュアルが決められた背景を説明できますか?」

ちゃんと答えられる方が少ないかもしれません。何となく守っているものの方が多い気がします。

でもそれってすごくもったいないですよね。てか、納得してないのに守ってるって相手にとって「都合のいい人」になっている可能性だってあります。それはちょっと嫌ですよね。


綺麗ごとかもしれないけど、もっと一つ一つの物事の背景を理解して咀嚼して自分のものにしていきたいなって思います。その方がより優しい気持ちになれる気がするし。

それに、じゃあ自分がルールを作る側に回った時どうでしょう、という話です。守ってくれてはいるけど、その背景は理解していない、なんか寂しくないですか?

ルールやマニュアルをつくった自分は、そこに相当な想いを込めてつくったはずなんです。その想いが、熱量落とさず伝わってほしいなってすごく思います。


ルールやマニュアルの受け取り方、伝え方。
もっともっと意識していきたいなって思います。



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塩浦良太
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