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毎日の”素振り”

高校時代まで野球に打ち込んでいた。
特に高校の頃なんか、朝早くグラウンドに行って素振り、昼休みも部室でお昼ご飯食べて素振り、練習後もナイターの消灯時間ギリギリまで素振り。

素振り以外のこともやるけど、ベースは素振りで。
手のひらはマメが出来るのは言わずもがな、それを通り越してカッチカチになっていた。逆に今手のひらがやわらかい、マメがないのが衝撃的なくらい。

素振りって毎日の積み重ねでスイングスピードが速くなるだけじゃなく、繰り返すことでそれが自分の型になっていく。やった分だけ自信がつく。いろんな良い効果がある。


野球から離れた今、さすがに素振りはしていない。
だけど素振りの考え方っていろんな場所で転用できるなって思う。

広報としてはどうだろう。
例えば一日一つは他社のプレスリリースを読んでみる、とか。
一日一つは優れたデザインのウェブサイトを見てみる、とか。
一日一本記事を書くとか、SNSを一投稿するとか。

そういった「大きなこと」ではないけど「やった方がいいこと」を積み重ねていく。


一人間としてどうだろう。
例えば、読書をする。日々内省をする。自分の場合、noteの記事を毎日書くのだって素振りの1つだ。

もちろん”それ”をやること自体に意味がある。
ただそれだけじゃなくて、それを積み重ねることで自分の型が出来上がっていく、自分をわかっていく、積み重ねが自信になっていく。


何よりも「磨かないと輝かない」

磨いて輝いていくのを実感すると、楽しくなる、嬉しくなる。
だからもっと頑張ろう!となる。

続けることで満足はしちゃいけないけど、続けることが楽しくないと元も子もない。そしていきなりでっかいことは出来ない。どこかのタイミングでぐーーーんと伸びることはあるかもしれないけど、それは日々ちょっとずつ前に進んでいるからやってくるチャンスなわけで。

毎日の”素振り”は、野球部を引退しても形を変えて永遠に、ですね。

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塩浦良太
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