映画で学ぶ「絶望とは愚か者の答え」 No.458
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2022年4月4日 「DAYONE日記」No.458
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毎晩、妻が子供たちを寝かしつけをしている時に「ルドルフとイッパイアッテナ」という本を読んでいます。
私も、たまに断片的に聞いていますが、我が家では今ブームになっていることもあり、探すと映画化されていたのです。
それで早速、昨日、アマゾンプライムで映画を観たのですが、最後は、私自身、泣いてしまいました(笑)
簡単なあらすじとしては、岐阜で飼い猫として飼われているルドルフという主人公の猫が、間違って東京行きのトラックに乗ってしまい、そのまま東京へ行くのです。
その東京で出会うのは、トラ猫のイッパイアッテナ。
そして、イッパイアッテナに野良猫として生きていくために、様々な手段を学ぶのです。
その一つが、人間の字が読めるようになるということです。それは、読めるにとどまらず、書けるようになる、話せるようになるというところまで求めるのです。
つまり、知識を増やしていくと、世界が広がるということをイッパイアッテナに教えてもらうのです。
イッパイアッテナは教養が身につければ、生きていく事ができるという考え方。それは、人間と上手くやっていくことがらできるのです。つまり、コミュニケーションを図っているのです。
そして、イッパイアッテナは、ルドルフを岐阜に返すために字を教えていたのです。
それは、字が読めるようになれば、トラックのナンバープレートに書かれている字読め、「岐阜」ナンバーを見つける事ができるのです。
そして、地名を覚えることで、迷わずに帰れると…。
その後、意外な結末があるのですが…。
それで話を終わるのですが、とにかく映画や本の中のイッパイアッテナは、勉強熱心。それは何故か?
イッパイアッテナも実は、飼い猫だったのです。
飼い猫がアメリカ行くことになり、置いていかれたかわいそうな猫。
でも、何故か、飼い主が1人でも生きていけるようにと、字を教えたのです。その甲斐があって、イッパイアッテナは人間の字を読んで、行動しているのです。
映画の中でも出てくるのですが、夏休みは、イッパイアッテナとルドルフは小学校の図書館に毎日通い、勉強しているのです。
そんなシーンを観てると、実際に猫は勉強しないにしても、人間である自分ももっと勉強しようという気持ちが湧いてきたのです。
映画の中では、猫も生きていくために知識を身につけ教養を高める。それは、人間でも同じ事が言えるのです。生きていく知識を大事にしているのです。
それは…
その言葉を知っている
その意味を知っている
その知識を持っている
というだけで、見えてくる世界が違うのです。
つまり、それだけ、言葉というのは大事になるのです。
アリストテレスの「無知の知」という言葉がある通り、自分は何も知らないのです。だからこそ、貪欲に学ぶのです。
学ぶことで世界認識が広がり、少しは生きやすくなるのです。
イッパイアッテナも無知であることを認識して、知識を多く得ているのです。
そして、映画中はイッパイアッテナが放つセリフ。それが心に響きました。
それは…
「絶望は愚か者の答え」
というセリフです。
何かに絶望するのは、全ての望みを立つ。
つまり、ネガティブ感情のみに支配されているのです。それでは、絶対に前に進まないのです。
だから、絶望するものはを愚か者だと言っています。
逆にいえば、
「希望は賢者の答え」
とも言えるのではないでしょうか?
仮に、どれだけ絶望しても、そこから諦めずにもがく。
そうするこもで、何か見いだせるものがあるはず。
それが、希望の光になるのでは?
それを絶望する中で見いだせることができれば、絶望せずにどんな困難にも乗り越えていける、という強い言葉だと思えるのです。
ということを、映画を観て勇気づけられました。
自分も生きていくうえで、もっと勉強しようと思えたし、何よりも諦めないという勇気ある言葉をもらえて映画でした。