他者からの意見・フィードバックは学びの宝庫 No.558
===========
2022年7月13日 「DAYONE日記」No.558
本ブログは、何か新しいことを始めるきっかけになることを書いていきます。365日、1日も欠かさず発信します。プロフィールは以下の通りです。
https://editor.note.com/notes/nbb31358271e4/edit/
===========
おはようございます。
最近、元上司が支店長に復帰されました。
その上司は、元々、本部の同じ部署で働いていた
上司です。当然、私が部下。
5年前に支店長として転勤されたのですが
昨年の秋に体調を崩され、手術されたこともあり
リハビリを兼ねて、今私が所属している部署に
半年前に転勤されてきたのです。
その後、無理せず仕事と療養を重ねる中で
体も回復され、この度、めでたく支店長に復帰
されたのです。
その上司とは、私も本部で3年間は
一緒に仕事をしていて、今回、無事に復帰できたことは
嬉しい限りです。
そして、転勤最終日に、その上司と話をしていると
こんな励ましのお言葉を頂きました。
「井上君も本部にきて12年って長いなぁ。
でも、考えてみろ。
君自身は、もう飽きたかも知れへんけど
それだけ会社・この部署からは
必要とされているから、ずっといるんや。
誰にでもできる仕事ではないし
自分にしかできない仕事だと思って頑張れ!!
法人企画は君が担ってきたと胸張って言える
くらいに、頑張れ!!」
という励ましの言葉をいただきました。
私の気持ちが見透かされたように…(笑)
確かに、私自身も本部にきて12年間。
ずっと法人に関わる仕事をしているのですが
ある時期から、心のどこかでは、同じ環境に対する
刺激の乏しさを感じていたのは事実です。
当たり前の話かも知れませんが、12年間もいると
当然、その部署の主になっています。
そして、長く居座ることで、
退屈になっている部分が多々あるのです。
それは、自分の内面の問題であって
他人から見れば、誰にでも出来る仕事ではないから
やりがいがあると伝えてくれたことで、
自分の中の解釈も少しは変わっていくということです。
それは、他人の芝が青く見えるように
自分の芝も青かったということに気付かされるのです。
今回の言葉を聞いて、
自分が本当に恵まれた立場にいるということを
再認識しました。
だから、改めて自分の役割を
考える機会になったのです。
それは、今の役割として
お客様に喜んでもらうようなサービス・商品を
開発するということ。
そして、それをお客様に届けるために
営業店の皆様にも良いサービス・商品と
思ってもらえるものであること。
この2つを満たすことが自分のミッションであり
それが実現できた時に、自分の仕事を通じた価値提供が
できたと感じるはずです。
それが、自分の喜びになり、充実感になると。
改めて、自分の役割を見直すことによって
仕事に対する姿勢や意識、また、見える景色が
変化していくのです。
口では、お客様のため・営業店のためと
言っていますが、本当に真に実践できているか
という自問自答が起きるのです。
この自問自答が、また、自分を意識させることに
なるのです。
そうやって何度も意識にのせ、自問自答して
自分の中で本当に腹落ちするまで繰り返すのです。
そうやっていくことで、少しずつ
自分の脳内や思考に、その言語体系が構築されて
いくはずです。
今回でいえば、「お客様のために、営業店のために」
という顧客志向の考え方が。
でも、今回も自らの役割を明確にするからこそ
考えるきっかけになっているのです。
結局のところ、何度も自分に言い聞かせるのです。
でも、そのプロセスこそが、
何かを定着させていくのです。
地味ではありますが、何かを定着するには
繰り返し、積み重ねていく他ないということです。
それが少しずつ積み重なり、変化していくのです。
それが、自己成長だと信じています。
今回、元上司の言葉をきっかけに
また、自分を掘り下げることが出来たのです。
大事なことは、自分だけでは気づけないということも
多いのです。
その時に大事になるのが他人から意見です。
それは、客観的な意見であり、大事にするべき意見。
そう思うと、本当に今回有難いお言葉をいただき、
自分の気づきが更に進んだことに感謝です。
これからも引き続きよろしくお願いします。
くれぐれも体には、気をつけていただきたいものです。