「書く」は相手を意識する No.1238
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2024年5月24日 「DayOne日記」No.1238
本ブログは、成果を出すためのヒントを365日、1日も欠かさず発信します。
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おはようございます。
言葉を相手に伝える手段として
話す、書くという基本動作があります。
その中でも、今日は、
「書く」について触れたいです。
文章を書くというのは、
前提として誰かに対して書く。
つまり、相手がいる、ということ。
自分だけのために
書くような日記もありますが、
その場合でも相手は自分。
書き手と読み手が存在するのです。
何が言いたいのかというと、
書く行為には必ず相手がいてその相手に
何かを伝えることを目的としている
ということです。
仕事でいえば、文章を書く目的は、
相手に対して…
単なる情報共有の報告なのか
確認してほしいのか
賛同してほしいのか
承認してほしいのか
それらの目的によって
その内容が変化します。
つまり、書きぶりが変わるのです。
さらにいえば、
伝える相手の立場によっても変化します。
社長なのか
役員なのか
部長なのか
部下なのか
それによっても異なるのです。
だから、大事なことは
相手を意識したうえでその相手にきちんと
伝えるように書く、ということです。
当たり前の話ですが、
書き手が書きたい内容や報告したい内容を
ただ書くのではなく、
相手が理解し自分のお願いしたい行動を
きちんとしてもらえるように
書かなければならない、ということですね。
それにあたって、何が求めらるのか?
当たり前の話かも知れませんが
「書く力」が求められるようになると
考えています。
それは、
技巧を凝らしてただ単に書けるようになる、
もしくは、分量を書けばいい、
ということではないと考えます。
書き方が上手になることも大事ですが、
相手がどのようにすれば、
理解してもらえるのか?、ということを
考えることだと思います。
例えば、
相手から何か承認をお願いしたいと思って
文章を書いてみる。
その文章を読み理解するのにかかる時間は
30分だったとします。
でも、決裁者が本件に関して
確保できる時間は10分だとすれば
どうでしょうか?
自分が作った30分の資料では
時間切れになってしまい、自分のお願いしたい
ことができない可能性があります。
つまり、相手を意識して
きちんと意思決定できる時間での分量、
相手が視点を意識して書く、ということです。
そう考えると、
書き手は読み手に優しい文章を
書くことが求められるのだと考えます。
そして、
その文章が読み手に優しいかどうかは
その答えを読み手が持っている、ということ。
だから、相手を意識する。
これは本当に大切なことだと思います。
未熟な私なので、
こうやって毎日書いて
修行しているのですが…(笑)
でも、いつか相手に合わせて
すぐに納得して理解してもらえるような文章を
書きたいと願い、今も書き続けています。
どんな方にも通じる文章。
それを実現したいものです。
それでは、皆さん。
本日も良い一日をお過ごしください。