自分は自分にしかなれない　No.1315

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2024年8月9日 「DayOne日記」No.1315
本ブログは、成果を出すためのヒントを365日、1日も欠かさず発信します。
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おはようございます。

ここ最近、
朝井リョウさんの「何者」を
読んでいました。

個人的には、
「正欲」に続けての2作品目ですが
文章の読みやすさ、感情の描写、思考などを
含めてかなり好みです。

自分には書けないですが
読んでいると、ページを捲るのが
止められないのです…（笑）

そして、次は、
「霧島、部活やめるってよ」を
読もうかと思っています。

というよりもすでに購入済みですが…。

その前に、
「何者」を読んで自己内省が進んだ部分が
あるので、少し共有したいです。

ストーリーは、
ネタバレになるので詳しくお話ししませんが、

自分は、いつか今の自分ではない何者に
なれると思ってしまっても、
結局、「自分は自分にしかなれない」。

ということを痛感しています。

それは、
自分がどれだけ憧れ望んだところで
ある日、突然に別の人に生まれ変わることは
ないのです。

凄く当たり前といえば、当たり前。

だからこそ、
理想の自分へ少しでも近づけるように
今できていない自分、格好悪い自分を
自分自身で受け止めてやるしかないのです。

そして、
近づけるように頑張るしかない。

つまり、これって
自分の現状をきちんと受け止めて
自分自身ときちんと向き合う。
と思うのです。

これが、簡単なようで難しい…。

そして、もしかしたら、
人は生きていくにあたって、ある意味では
自分と向き合わず、ずっと逃げ続けても
生きていけるのでしょう。

そして、
自分と向き合わずにいる内面の中には…

「いつか自然に自分以外の何者に
　なれるかもしれない…」

と信じて止まない部分が
あるのかも知れません。


私自身も自分で本気で向き合うまでは
自分の人生の目標や生き方を考えるまでは
誰かが何とかしてくれるだろう…
という甘い考えを持っていた気がします。

それは、誰かが何とかしてくれて
自分を何者かに変えてくれると…。

でも、現実は決してそんなことはない。

自分は自分以外のものになれないし
じぶんを正しく理解するからこそ、少しでも
なりたい自分に近づけるように
正しい努力をするようになるはず。

自分をメタ認知して、
しっかりと自分の良い面と悪い面を
受け入れる覚悟があるのか、
ということかもしれません。

多分、自分の嫌なところや悪い部分が
目立って受け入れ難いのかも知れません。

でも、そこから一歩踏み出して
自分を受け入れる。

そこからしか始まらない。
自分は変えれないということですね。

「自分は自分以外の何者にもなれない」

この言葉も重みと大切さを
改めて考えさせられた本になったのです。

当分は、
朝井リョウさんの本を読み進めたいものです。

それでは、皆さん。
本日も良い一日をお過ごしください。