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深い言葉が学びになる No.786

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2023年2月27日 「DAYONE日記」No.786
本ブログは、何か新しいことを始めるきっかけになることを書いていきます。365日、1日も欠かさず発信します。
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おはようございます。

昨日も、
稲盛和夫さんの「稲盛和夫一日一言」の中から
気づきを得ることができました。

その言葉を読んで、
私自身、改めて感銘を受けた部分があります。

それは、こんな言葉です。

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動物にしても植物にしても
必死に一生懸命生きていかなければ
生き残れない。

それが、この自然界の掟なのだ。

しかし、人間だけは
「誰にも負けない努力」とか
「一生懸命生きる」ということを言えば
何か特別なことのように感じている。

成功するために、
一生懸命に働かなければならないのではなく
生きるために、「誰にも負けない努力」で働く。

それが、自然の摂理なのだ。

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という言葉です。

この言葉を読んで、
本当に深い言葉だと感じたのです。

人間が、なぜ危機感が少ないのか?

それは、ある意味で
自然界の頂点にいるからではないかと
考えたりします。

また、経済的な豊かさを
手に入れたからだとも考えます。

なぜなら、今の日本にいると
ハングリー精神のようなものは感じにくい。

でも、同じ日本人でも
原始時代の人間は、皆、生きていくために
必死だったと想定します。

なぜなら、
自分達で動物を捕まえたり植物を見つけないと
自分たちが飢えてしまうからです。

だから、
家族や自分を守るために
必死に生きていたはず。

「死」をより身近で
感じたのかも知れません。

でも、
貨幣の浸透や経済が豊かになる事で
衣食住に困ることが減ってきた経緯があります。

それは、豊かになる事と引き換えに
そのハングリー精神が無くなってきたようにも
思えます。

そして、豊かになる事で、
安住してしまう。

そのような環境の中で
ハングリー精神を持って生きるという事は
ある意味で、強い克己心が
必要な部分もあるように思えるのです。

それは、
稲森さんだからそのような考え方や生き方が
できたのだと思ってしまう。

でも、昔の方々は、一生懸命生きていた。
それが、今は特別に感じてしまう。

でも、逆接的に考えれば、
昔も出来ているから今も出来るという事。

そのためには、なぜ一生懸命生きるのか?
その理由が必要なのだと思います。

それが、目標だと。
目標があるからこそ、それを実現したいと
心底思うからこそ、一生懸命な行動に
なるのではないかと思います。

もう少し抽象度を上げると
自分がこの世で与えられたこの命を
存分に使うために、その使命を見つけ
一生懸命になるとも解釈できます。

そのように解釈すれば、
また、生きていくために一生懸命になれます。

今の時代に、
ハングリー精神、一生懸命、必死、がむしゃらと
いう言葉は流行らないかも知れません。

でも、事実として
人は努力すれば成長するし、
それが自分の喜びや充実感を
満たしてくれるものにもなります。

努力するには、一生懸命や必死という
言葉は必須になるはずです。

ダラダラして何も行動せずに
生きている人生と努力して生きている人生で
いえば、間違いなく違う人生になるはず。
そして、その充実感も違うはず。

自分の命をどのように使うのか?

それを、真剣に考え生きるという事が
自分の人生をよく生きるという事ではないか
と考えたりもします。

稲盛さんがおっしゃるように、
シンプルに自分が生きるために
誰にも負けない努力をする。

これをまずは自分の頭の中で
意識するところから始め、行動につなげて
いきたいものです。

こうやって
自分を奮い立たせながら
前に進んでいきます。

それでは、皆さん。
本日も良い一日をお過ごしください。

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