アンテナを高く広く、そして、感度良く！！　No.1346

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2024年9月9日 「DayOne日記」No.1346
本ブログは、成果を出すためのヒントを365日、1日も欠かさず発信します。
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おはようございます。

ここ最近、朝井リョウさんの
「桐島、部活やめるってよ」を読んでいます。

と同時に、
個人的にXの挑戦も始めているので
とにかく、言葉に反応しています。

そして、
そんな敏感な状態で朝井リョウさんの
本を読むと、流れるように読みやすい文章だし、
心に琴線に触れる表現が多々あります。

言葉の使い方や表現が素敵です。
本当に、才能とセンスの塊のような人だと。

そして、学ぶべき点も多すぎます…！！

一つの文章を例にとると、
例えばこんな文章です。

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人間関係は、ガラス細工に似ている。
見た目は、とてもきれいで美しい。

太陽の光を反射して、
いろいろな方向に輝きを飛ばす。

だけれど指でつっついてしまえば、
すぐに壊れるし、光が当たれば
そこら中に歪んだ影が生まれる。

ーーーーーーー

という表現です。
この何とも言えない人間関係を
見事にガラス細工で表現されている。

アナロジーを含め、まさに言葉のアート！！

そして、もう一つはこんな文章です。

ーーーーーーー

なんで、高校のクラスって
こんなにもわかりやすく人間関係が
階層化されるんだろう。

男子のトップグループ、
女子のトップグループ、あと、まぁそれ以外。

ぱっと見て、一瞬でわかってしまう。

だってそういう子達って、
なんだか制服の着方から持ち物から
字の形やら歩き方やら喋り方やら
全部が違う気がする。

何度も触りたいと思った
くしゃくしゃの茶髪は、彼がいる階層以外の
男子がやっても、湿気が強いの？
って感じになってしまう。

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という表現。

当時の自分の高校時代を思い出すのですが、
その時は全くと言っていいほど表現できず
言語化できなかった事柄が
見事に、そして、的確に表現されています。

本当に、空気感としての
階層化があり、どこに所属しているのか？
それによって、
自分の立ち位置が決まるのです。

そんな細かい描写まで表現されている。
本当に、これって才能ですね。

ただ、膨大に書かれてきたうえでの
表現かも知れませんが…。

まぁ、朝井リョウさんは天才なので
サラッとかけてしまうのかも知れませんが
そんな天才が書く文章を
学ばないというのは、本当に勿体ない。

今更ながら気づき、
きちんと学ぶべきものとして学ぼうと。

今まで、
シンプルに物語だけを読み楽しんでいて
自分のアンテナが文章表現までに
反応を示すことができていなかったのです。

だからこそ、
いかに自分のアンテナを立てるか？

それによって、
自分が拾ってこれるものが、
ずいぶん変わってくるはず。

つまり、結果を出す人って
そのアンテナの数が違うのでしょうね。

1歩歩くだけで、
色々なものが自分のアンテナに触れる。
そして、反応し吸収する。

だからこそ、情報量、思考力
成長のスピードが圧倒的に早くなるのでしょう。

と考えると、
少しでも反応できるように
自分のアンテナを
広く高く感度良くしていく。

これがとても大事になるし、
そうなるように努力を
積み重ねていくだけですね。

それでは、皆さん。
本日も良い一日をお過ごしください。