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読書は完走しなくていい No.1501

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2025年2月11日 「DayOne日記」No.1501
本ブログは、成果を出すためのヒントを365日、1日も欠かさず発信します。
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おはようございます。

私は長年、
本と微妙な駆け引きを続けてきた気がします。

それは、本が好きなはずなのに、
時折しんどくなることもある。

それは、なぜか?

「買った本は最後まで読まなければならない」

という思い込みが、
いつの間にか私を動けなくします(笑)

本屋に行き、
面白そうタイトルが見つけると、
すぐに購入。

内容を細かく確かめることもなく。

そして、家に帰って読み始めると
想像していたものと違う。

でも、せっかく買ったものだから…

「もったいない」
「途中でやめるなんて」

という完璧主義が、
私の背中を押し続けるのです。

その結果、どうなったか?

つまらない本でも無理矢理読むことで
全然読書が楽しくなる瞬間があるのです。

そんな時、
ふと「読書の目的って何だろう?」
と自問したのです。

すると、答えはシンプル。
知識や気づきを得ること。

しかし、
私は「読み切ること」自体が目的に
なっていたのです。

この気づきから、
私は読書との向き合い方を変わったのです。
読了することが目的ではない、と。

大切なのは、
自分にとって意味のある部分を
しっかり吸収し学びに変えること。

例えば、
自伝や哲学書は、丁寧に読み込み、
考えながら味わう。

一方で、自己啓発書やビジネス書は、
必要な部分だけを拾い、
実生活に活かせるものを優先する。

また、読みながら線を引き
最後に本を読んだまとめを書くように
変えました。

大事なことは、
アウトプットするためのインプットであること。

だから、きちんと使えるように
インプットする。

そう考えるようになって、
本との関係は驚くほど楽になったのです。

「途中でやめてもいい」
「必要な部分だけ読めばいい」

と思えるだけで、
読書の自由度はぐんと広がります。

すると、
これまで「読まなければ」と義務感で
埋まっていた時間がなくなり、
より楽しく本を読めるようになったのです。

本は、我々に
知識や新しい視点を与えてくれる大切な存在。
でも、それに振り回される必要はない。

大事なのは、
どれだけのページをめくったかではなく、
その中から何を得たか?

たとえ、一つのフレーズ、一つの考え方でも、
それが人生を豊かにするなら、
その本はあなたにとって読む価値があった、と。

だからこそ、完了が目的ではない。

自分に合ったペースで、
本との付き合い方を楽しむ。

これが大事だと感じる今日この頃です。

それでは、皆さん。
本日も良い一日をお過ごしください。

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