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言葉が変える視座の高さ No.1433
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2024年12月5日 「DayOne日記」No.1433
本ブログは、成果を出すためのヒントを365日、1日も欠かさず発信します。
2024年11月26日に自己紹介も掲載。
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おはようございます。
毎日の通勤時間の中で
家から最寄り駅までの10分、
電車の乗り換えや会社までの移動時間の10分、
そして、帰宅時の10分。
この合計30分のこの時間は、
ただ歩くだけでなく、私はイヤホンを耳に差し、学びの時間に充てています。
基本的には音源学習。
その中で、昨日は「メタ認知」に
関する音源を聴いていました。
その中で、改めて納得したのが
「人生」と「幸福」という言葉を意識的に
使うことで、自分の視座が高まり、
時間軸が延びていくという話。
本当にそうだと実感。
私自身も振り返ると、
日記やブログで「人生」や「幸福」といった
大きな言葉を書くのが、
最初の頃は、なんだか気恥ずかしかった(笑)
まるで、
突然哲学者にでもなったような気分で、
自分がそんな重厚な言葉を扱うのは
似合わない気がしていて…。
けれども、
毎日書いていると不思議なもので、
だんだんと抵抗がなくなり、
それどころか言葉が自分の思考を
引っ張り上げてくれる感覚があるのです。
例えば、昔の私は…
「40歳を過ぎたら定年までを
適当にこなして、その後は年金生活に…」
なんて、
人生を右肩下がりの線グラフのように
捉えていました。
でも、「人生」という言葉を意識して使うと、
視点がガラリと変わるんです。
「人生100年時代、
60歳からだって挑戦できる。
むしろ、40代は60代に向けた成長期間だ」、と。
こう考えると、40代の自分が、
未来の自分を支えるための大切な基盤だと
腑に落ちるようになります。
また、視座を変えるきっかけになったのは、
幼少期の環境にもあるのかもしれません。
母親がよく言っていたが…
「他人のために生きる」
「人生を豊かに」
という言葉が、知らず知らずのうちに
私の中に刷り込まれていたのでしょう。
その影響か、
私は「人生」や「幸福」という言葉を
特別なものではなく、
自分に馴染む言葉として
受け入れることができたのです。
結果、これらの言葉も
私にとっては、
メタ認知の「トリガー」になっています。
「メタ認知」とは、
簡単に言えば「自分を客観的に捉える力」。
人生や幸福という言葉を使うと、
目の前の些事にとらわれず、自分を俯瞰して
見られるようになります。
しかし、多くの人は忙しさに追われ、
目先の課題や感情に振り回されています。
今日の業務、明日の締切、
それが片付けば、また別のタスク…。
そんな風に、「今」に没頭するのも大事ですが、
視座が低いままだと、
人生という大きな文脈の中で
自分を見失ってしまうのです。
「人生」や「幸福」という言葉を使うことで、
自分の時間軸を長く取れるようになる。
今の苦しい状況も、
人生全体を俯瞰すると「たかが数年」と
感じられる。
そう思えると、
焦らず習慣化に取り組む余裕が生まれます。
例えば、
何か新しいスキルを学びたいと思っても、
すぐに結果を求めると続きません。
でも、時間軸を長く持てば、
「この3年はまだ序章」と思えたりするのです。
私たちは、
無意識のうちに「もう○歳だから遅い」と
いった思い込みに縛られがち。
けれども、
言葉はその思い込みを打破する力を
持っているはず。
「人生はまだまだこれからだ」
という言葉を繰り返すことで、
目の前の一歩を踏み出す勇気が湧いてくる。
言葉には、自分を変える力がある。
そして、視座を高く持ち、
時間軸を長く取ることで、人生はもっと
自由になるはず。
だから、
私はこれからも、「人生」や「幸福」という
言葉を積極的に使い、
自分をアップデートしていこうと
思える今日この頃です。
それでは、皆さん。
本日も良い一日をお過ごしください。