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持続可能営業のマインドセット① ~働くとは社会貢献である~

今日は”持続可能営業”の実践の前に必要なマインドセットの中で、最も大切な「働くとは社会貢献である」ということについて書きます。

”持続可能営業”とは何かはコチラ↓


”持続可能営業”はマインドセットが9割

↑リンクの持続可能営業のススメ⓪ ~持続可能営業とは~でも書いたのですが、”持続可能営業”とは「無理なく生涯続けることができ、本当の意味での社会貢献を目指す営業スタイル」です。

そして、持続可能営業の特徴としては

①持続可能社会という軸を持つ
②目の前の売上と利益に固執しない
③社会貢献することに集中する
④価値観を大切にする
⑤自分自身も無理しない

です。

特徴を見ていただいても明らかだと思うのですが、”持続可能営業”とはテクニックやハウツーよりもマインドセットが非常に重要になります。(ハウツーもありますのでそれも追々紹介していきます)

分かりやすい例を挙げると「②目の前の売上と利益に固執しない」を実践しようとするということは、多くの営業パーソンにとって骨身に染み付いた習慣や考え方の変化を意味しており、実際の職場で実践するためのテクニックも重要ですが、何より自分自身の思い込みやバイアスから逃れるためのマインドセットがとても大切です。


働くとは社会貢献である

そして、この特徴のうち、最も大切なマインドセットは「働くとは社会貢献である」ということです。

このマインドセットは”持続可能営業”の根底に流れる価値観であり、どの商材でも、どの職場でも、営業以外の職種でも(”持続可能営業”事態はBtoB営業を想定していますが、BtoC営業であっても)共通して持ち続けることが必要となります。

僕は、仕事の原点は、一人で生きていくのは大変だから集落を作って、「俺がイノシシ狩ってくるわー」「私は木の実拾ってくる!」「ワイは水汲んでくるわ」って分業したことだと考えています。

この時、間違いなく一人ひとりは集落に貢献して助け合うためにそれぞれの仕事に向き合っていたはずです。

問題は、貨幣の発明によって、その本質が見えにくく、実感しにくくなってしまったこと。そしてその発明は資本主義経済を作り出し、際限なく生産し、際限なく消費する社会を作り出しました。今はその際限のなさが問題になっていて、持続可能な社会を目指していく時流になっているわけです。

ある意味で、持続可能社会を目指していくということは原点回帰するということです。もちろん、何でもかんでも昔に戻るということではないですし、戻れないです。(川で洗濯しても自然のためにならないし、今更できないですし)

懐古主義ではなく、本質を見つめなおすアプローチによって今の社会システムの本質的ではなくなった部分を変更したり、全体的に見直していく・・・そういった取り組みが必要になると考えます。

僕は、社会問題については全くの素人なので、あくまで考え方のベースとしてご理解いただければと思うと同時に、これ以上の深堀はしません。(できないw)

いづれにしても、

一人で生きていくのは大変すぎるから社会というものがあり、自分はこの社会の一員であり、そして仕事を通じてその社会に貢献していく

ということをリアリティをもって理解しておくことが”持続可能営業”には最も重要なマインドセットになります。ぜひ覚えておいてください。

ちなみに(僕がそうだったのですが)理解しにくい場合は「社会」を「集落」とか「村」みたいなスケールの表現にするとしっくり来るかもしれません。


最後に

重ね重ねになりますが、「働くとは社会貢献である」というマインドセットは”持続可能営業”の根底に流れる考え方です。(というよりは、そもそも職種に関係なく、僕個人の働くということへの向き合い方です)

次回は、営業職としてのマインドセットの第一歩である「なぜ届けたいのか」について書く予定です。

では、また明日!




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