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人材派遣営業のコツ② 基礎知識編 part6 「派遣の歴史を知る」
今日のnoteは人材派遣営業のコツシリーズ第二弾、基礎知識編のpart6として、「派遣の歴史を知る」ことの大切さをお話しします。
「ひたすら具体的」というのがこのシリーズの狙いなので、知っておくべきことについて超実践的に解説していきます。
コツコツと積み上げていけば、つらくなく、楽しく貢献できる人材派遣営業になれること、間違いなし!周りに、人材派遣営業をしていて、辛そうにしている人がいたらこのnoteを紹介してください。
シリーズのマガジンはコチラ↓
派遣の歴史はすごくディープ
派遣ビジネスの歴史はすごくディープでややこしく、そして掴みにくく、難しいです。たぶん。
たぶん・・となってしまうのには理由がありまして、僕はいよいよ15年近く人材サービスに携わっているので、その時代(の半分くらい)を味わっています。つまり、”派遣の歴史”という感覚ではなく、ただ単に”知っている”という状況なわけです。
でも、もしも僕が今の時代に人材派遣営業としてデビューするとしたら、人材派遣とは何ぞやと言うことを時系列で理解することが、かなり高いハードルになることは想像に難くないです。一方で、クライアント企業も派遣スタッフさんもそのあたりの理解が明るい営業を信頼するでしょうから、楽しく人材派遣営業するために、派遣の歴史を知ることは避けて通ることはできません。
人材派遣ってなんだっけ?
一旦、ここで「人材派遣って何?」って聞かれたら答えに窮するかたは↓noteを改めて読んでみてください。(デメリット①のくだり)
そう、職業安定法44条で労働者供給事業が禁止されていて、その例外として唯一認められている、雇用契約と派遣契約が分離している、↓の三角形の関係のことです。(振りの割には雑な説明)
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これが前提で基本なので、まずは常に派遣が何か見失わないでください。雇用と派遣契約がそれぞれ分離しているのです。
人材派遣の歴史
でっ、それを踏まえて今日の本題の派遣ビジネスの歴史についてです。
以下を見てください。そーーーーーれ!
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/46536232/picture_pc_71aefd26126f74857173eb0fb67f0e25.png?width=1200)
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/46536239/picture_pc_18f9b34574748286bd9ae95cb0eea4aa.png?width=1200)
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/46536247/picture_pc_54242f399d6c6ebf6614a19d47f971d1.png?width=1200)
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/46536255/picture_pc_3a4327a3a95fc70e0f7d5e49ab798c88.png?width=1200)
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/46536310/picture_pc_638f3de2cbd911101db44c28b153c83f.png?width=1200)
これだけの流れは何となく知っていたほうが良いです。そして2015年派遣法改正以降は現代史とも言ってよく、必須科目です。もちろん、必要な知識は今後もこのマガジンで解説していきます。
細かく解説するときりがないので、重要な部分だけかいつまんでおくと、
昔は規制はなく、やくざな人たちの稼業だった
➡戦後、マッカーサーによって?法律いっぱいできた中に職業安定法があり、禁止された
➡マンパワー社が日本に持ち込んだ
➡請負形態で脱法してたけど合法化→最初は正社員が駆逐されないように常用雇用代替防止の観点
➡徐々に解禁
➡民主党で規制(労働組合の影響)
➡自民党は緩和(経団連の影響)
➡派遣労働者の保護の視点で法改正
➡非正規雇用の待遇格差是正(同一労働同一賃金)の視点で法改正
全然・・・かいつまめねぇ!!!けどこんな感じの流れは知っておくとキャリアの長いクライアント担当者様と対峙するときもとりあえず大丈夫です。
もう少し詳しく、常用雇用代替防止の原則をおさえつつ、2015年以降の現代史を理解していれば及第点!
これから、そのあたりの知識を補完していきましょう!
最後に
人材派遣ビジネスのとても難しい部分に法改正が頻繁であることがあげられます。また、その改正の方向も政治的な影響が大きく、掴みにくい!
以前もお話ししましたが、派遣って労働者全体の2.5%程度の人数なんですよね。一方で非正規雇用全体の問題を取り扱っているイメージが作れる傾向もあり、政治的な材料として法改正が頻発しているように感じるのは僕が捻くれすぎですかね??(もちろん派遣と言う働き方も、まだまだ課題はたくさんありますので適切な法改正は必要です。日雇い派遣禁止とかはむしろ解禁したほうが・・・)
そんな複雑な派遣法だからこそ、しっかり体系立てて理解していると派遣営業としての価値はかなり高まると言えます。疑問なことが出てきたり、知識を身に着けていくときに、時系列でみるとどのタイミングでどういった趣旨で出てきた概念なのか、議論のポイントはどこだったのかと言うことを理解していくと、とてもやりがいの感じられる仕事になります。ここは頑張りどころ!未来の自分のためにコツコツ行きましょう!
次回は、少し番外編的なところもありますが、「様々な派遣サービスの形態」について解説します。
では、また明日!
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