人材派遣営業のコツ④ テクニック編 part11 「オーダーヒアリングのコツ」
今日のnoteは人材派遣営業のコツシリーズ第四弾、テクニック編のpart11として、「オーダーヒアリングのコツ」について、お話しします。
「ひたすら具体的」というのがこのシリーズの狙いなので、知っておくべきことについて超実践的に解説していきます。
コツコツと積み上げていけば、つらくなく、楽しく貢献できる人材派遣営業になれること、間違いなし!周りに、人材派遣営業をしていて、辛そうにしている人がいたらこのnoteを紹介してください。
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クローズクエスチョンとオープンクエスチョン
前回は、クロージングの前にオーダーヒアリングを行いましょうという話をしました。(実にマニアック!!)
今回は、オーダーヒアリングについて、「クローズクエスチョンとオープンクエスチョン」の解説をして、そのうえで僕が普段行っているオーダーヒアリングの流れを簡単に共有します。
さて、クローズクエスチョンとオープンクエスチョンとは、何なのでしょうか。
クローズクエスチョンとは、「はい」か「いいえ」で答えられるような質問や、単語で回答できるものを指します。
「就業日は?」「ご予算は?」「前任は男女どちらですか?」などなど。
一方、オープンクエスチョンは、考えや意見を自由に語ってもらう質問です。
「どうして?」「どんな?」などなど。
そして、効果的なオーダーヒアリングのためにはオープンクエスチョンの効果的な使用が必要不可欠です。その理由は2つあります。
①お客様に考えていただくことができる
⇒お客様自身が考えて答えることになるため、自分で決めたとか、営業に言いくるめられているわけではないという効果があります。
②お客様も気が付いてない本心を聞くことができる
⇒お役に立ちたい想いをしっかりと持って、時にクッション言葉をうまく交えながら、理由や背景を深堀質問していってください。すると、ヒアリングの中で、お客様が気が付いていないような本当のペインにたどり着いて、それだけで十分な提案になることもあります。
また、よく新人時代には先輩から「オーダーヒアリングシート」とか言って、聞くことを箇条書きにしたリストを貰ったりすると思います。その箇条書き通りに聞いていくのが基本的にクローズクエスチョンなのですが、そもそも素人感がありすぎるし、あの・・・・まぁ、ダサいです。プロとして信頼されることはないでしょう。
では、どのようにオーダーヒアリングをしていくのが良いでしょうか。
オーダーヒアリングの流れ
↓は、僕が自分のために用意しているメモです。
この辺りは、唯一無二の正解はないと思いますし、会社によってもヒアリング項目も若干違うのでしょうが(僕もこのメモの後に、所属している会社オリジナル項目のヒアリングもあります)、おおむねこの流れで、オープンクエスチョンを交えて質問していくと沢山の情報や、隠れていたペインが引き出せると思います。
特に、「コツ①:ペルソナをいくつか共有」と「コツ②:熱意を伝える」が非常に重要ですが、こちらはクロージングの一環でもあるので、次回、お話しします。
ここでは、オープンクエスチョンである「どうして?」「どんな?」「どのように?」といった質問を駆使して、深堀をしつつ、それでも聞き漏れたことは最後にクローズクエスチョンで聞くという流れを覚えておいてください。(これが何だかんだ一番簡単!)
聞きながら、箇条書きリストに書き込んでいくのは、少しコツがいりますが、ガッツリのヒアリングを5回もすれば慣れることができます。
最後に
次回は、ペルソナの設定⇒クロージングの流れを解説します。
時間をかけて、そのポジションのヒアリングがここまでできた状況になれば8割がた受注できます。次回話す、ペルソナの設定まで行ければ95%受注できます。
・・・・受注率、高すぎます!?
以前、↓のnoteで
って書いたことがありますが、見つからなかったときのためという建前も含めて、複数の派遣会社に発注することにしているお客様も多いので、このような高めの受注率になるという側面があります。
その分、受注後の決定(ビジネスとして成立)するまでの確率は下がるのですが、受注についてはこれだけの手間をかけてもらえて、内容を聞くことができれば、自信を持って、「僕に任せてください!」と言っていいです。(というか、言わねばならぬ!)
では、また明日!
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