【キャリコン勉強】カウンセリングの理論(社会構成主義)
今日は何の日
2月24日 月光仮面登場の日
1958年、ラジオ東京(現在のTBS)で国産初のテレビ映画「月光仮面」の放送が開始しました。
社会構成主義の歴史
カント、ピアジェ、デュルケームによって発展
1966年『現実の社会学的構成』(ピーター・L・バーガー、トーマス・ルックマン共著)で初めて紹介された
1985年頃 ケネス・ガーゲン著『社会構成主義の理論と実践』『あなたへの社会構成主義』出版
カウンセリングにおける理論ーマイケル・ホワイトのナラティブセラピー
社会構成主義の4つの考え方
1)言葉が世界を構成している
2)人々の関係から意味が与えられる
3)新たな可能性を切り開くような表現が未来を創造する
4)自分たちの理解のあり方を問うことが、明るい未来を創造する
言葉は重要であり、言葉が世界を作り上げているとする考え方である
キャリアカウンセリングへの応用
(代表的なアプローチ) コクランのナラティブアプローチ、サビカスのキャリア構成理論
サビカスの有名な言葉として、「キャリアカウンセラーはシャーロック・ホームズになるのではなくワトソンになったほうが良い」というのがあります。
まとめ
社会構成主義においては、クライエントの問題に焦点を当て、問題を取り除いたりするよりも、クライエント自身の意味を変え、活力を生みだすアプローチをとります。そして、クライエントの人生の意味を生み出すプロセスに共同参加します。
試験勉強していた時は、社会構成主義はあまり理解できていませんでした。改めて復習したところ、カウンセリングとしては、ロジャーズの理論に近い非指示的な、来場者中心のアプローチなのだと再認識しました。
ワトソンになるというのは、養成講座でも教わったことです。どうしてもシャーロック・ホームズになりがちですが、ひたすらワトソンを目指しやっていきたいと思います。
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