第二の心臓とは?
第二の心臓とは??
こんにちは(^^♪整体×ヨガのプライベート隠れ家サロン【Refresh Labo R.I.T.】整体師の伊藤です(^^)/
「第二の心臓」聞いたことありますか??
それは、「ふくらはぎ」
よく言われてますね!
「ふくらはぎを揉めば長生きできる」なども言われており、聞いたことある方も多いのではないでしょうか?
今回はそのことについて、「なんで?」を簡単に解説してみようと思います!
「ふくらはぎ」が「第二の心臓」なワケ
第二の心臓、と呼ばれる理由は、
脚が血液循環において重要な役割を担っているからです!
例えば、立った状態での運動時であれば
血液循環のおよそ3割は脚の筋肉の動きによるものと言われています!
この、
筋肉の動きによって血液循環が促進されることを「筋ポンプ作用」と言います!
筋ポンプ作用とは?
筋ポンプ作用とは
筋肉の運動によって血管に生じる圧力と
静脈にある弁(静脈弁)の働きによって
血液(静脈)を心臓に戻していく作用のことです。
動脈・静脈とは
動脈とは?
肺で酸素を取り込んだ後に
心臓から送り出される血液のことで、
酸素や養分を多く含んでいる血液のことです。
動脈の血管壁は筋肉(平滑筋)が発達しており、
弾力性・伸縮性があって丈夫です!
これは、心臓から凄い勢いで送り出される
血液の圧力に耐えるため!だそうです。
心臓のパワーは半端なく、
なかなかの勢いで血を送り出しているんですね!
何せ、毎分4~6リットルの血液を
約10万キロ(地球2・5周分くらい)
ある血管網に向けて送っているそうです。
そのあたりの話は別記事にまとめてますのでこちらから↓
静脈とは?
一方静脈は、
心臓にもどっていく血液のことを指します。
全身を巡ったのち、心臓に戻っていくので
二酸化炭素を多く含んでいます。
動脈壁と違って、静脈壁は薄く、
特徴としては
血液の逆流を防ぐ「弁」がついています。
この弁によって、静脈は重力に逆らって
心臓まで一方通行の流れで
戻っていくことができます。
動脈と静脈の間
動脈と静脈は毛細血管によって連結されています。
毛細血管は、身体の末端の組織まで
網目状に分布しており、
超細いです!
5~20㎛
(マイクロメートル=1ミリの1000分の1)
赤血球の大きさがおよそ7㎛なので、
ギリ通れるくらい!
というか、もはや通れないとこもある??
・・・そういう細いところの場合は、
赤血球は形を変形させてすり抜けるようです!
うまいことできてますよね!
毛細血管の血管壁には上皮細胞のみで筋細胞がなく、
ちょっと叩いただけでも
結構破けたりしてるそうです。。
(血小板などによってすぐに修復される)
それだけ脆く薄いつくりなのは、
血管と組織の間で体液の移動
を可能にするため!
毛細血管によって、
動脈から流れてきた
酸素や栄養を各組織へと届け、
組織から
二酸化炭素や老廃物を受け取って
静脈に渡しています!
静脈を運ぶのは?
毛細血管から
諸々受け取った静脈を動かすのは
大きく3つの作用によるとされ、
**①心臓のポンプ作用
②筋ポンプ作用
③呼吸ポンプ作用**
の3つです。
今回は「筋ポンプ作用」のお話ですが、
「呼吸」も大事になってくるそうです。
これらの作用がうまく働かず、
静脈の流れが滞ってしまうと、
エコノミークラス症候群
下肢静脈瘤
などの症状へとつながってしまう恐れもあります。。
**エコノミークラス症候群
**
正式な名称としては
静脈血栓塞栓症というそうで
下肢の血流が悪くなることで血が固まってしまい
血栓ができてしまうと、
それが静脈を詰まらせてしまうことで起こってしまいます。。
血栓が詰まった部位の腫れ・痛みや、
肺の血管が詰まってしまった場合だと
胸の痛みや息切れなどの症状がでます。
重症化してしまうと、命に関わる危険性もあるので
注意が必要です!
下肢静脈瘤
通常、心臓に向かって重力に逆らっていくはずの静脈ですが、
ポンプ作用が弱かったり、静脈弁がうまく機能できていないと
静脈が逆流してしまい、
たまった静脈によって血管が変形して曲がったり、
コブみたいになって盛り上がったりする症状です。
基本的には命に別状はないですが、
脚にダルさやむくみ・冷え、痛み・かゆみ、こむら返り
などを引き起こしやすくなります。
どうすれば??
静脈の流れを良くして、
エコノミークラス症候群や下肢静脈瘤を防ぐには、
①ふくらはぎを動かす!・股関節の圧迫をとる!
第二の心臓であるふくらはぎをしっかりと動かして、
筋ポンプ作用を存分に使っていきましょう!
また、いくらふくらはぎを動かしても、
そけい部(股関節)が硬く圧迫されていると
そこで流れは滞ります。。
この改善には、お尻回りの筋肉や太もも周りの筋肉も動かし、
股関節の可動域を上げる必要があります!
具体的なやり方はInstagramから↓↓↓
②呼吸を整えよう!
前述したように、静脈の流れをつくるのには
呼吸ポンプも関わってきます!
また、呼吸を整えることは
自律神経のバランスを整えることにも結び付き、
内臓や心臓の働きにも好反応となります!
↑こちらも是非ご覧になってみてください(^^♪
③毛細血管を元気にしよう!
毛細血管は、放っておくと年齢とともに劣化していき
全身の不調につながっていきます。。
適度な運動を心掛けることで
筋ポンプの作用を活性化させると同時に、
毛細血管の劣化を防ぐことができ
良いことづくしとなります!
★整体などに頼るのもアリ!
わかっちゃいるけどなかなか・・・
そんな方は「整体」などを頼ってみるのもお勧めです(^^♪
是非一度おためしください(^^♪
最後までごらんいただきありがとうございました!
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