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読書日記vol.66 地球は全部、凍ってた?
読書日記vol.66 地球は全部、凍ってた?
今回も、西九条の本屋さんの古本コーナーで発見した本を紹介します!
「スノーボールアース」
聞いたことありますか??
地球が、スノーボール(雪玉)のように、全てが氷で覆われていた、とされる説です。
全部氷です。。赤道付近、暑い気候の地域も含めて全部が氷で覆われる。。
「まさか、そんなことある??」と思っちゃいますよね。
この説が唱えられた当初も、「そんなことはありえない」と多くの批判が集まったそうですが、
現在ではこの考えは広く認められつつあり、
この「スノーボールアース」現象によって、
生物が多様化し爆発的に進化した。と言われています(カンブリア爆発)
まだまだ謎の多い説だそうですが、
批判を浴びながらもこの説を信じ続け、徹底した調査によって根拠となる証拠を発見してきた地質学者「ポール・ホフマン」
そんな彼の戦いを事細かに小説風に書いてある本を紹介します!
なんでこんな本読んだかというと、
前に「骨格の起源」を調べてみたときに
「カンブリア紀」「カンブリア爆発」という概念をちょろっと知り、
その時から「スノーボール・アース」には興味があったので
この本見つけた時は即買いでした・・・!
やや、専門的なことも出てくるので細かいことは難しくてよくわからなかったですが!
興味深く面白かったです!
地球はどのような歴史をたどってきたのか??
生命はどうやって多様化してきたのか??
そういったロマンを情熱的に追い求める学者たちの姿が描かれています。
また、優秀なだけでもダメ。やはり人間性というのはとても大切で、
主役となっている「ポール・ホフマン」も超優秀でカリスマですが、
人間性でいうとあまり良い奴ではなく、(誤解をされやすい)
敵をつくりやすい。。
そういった原因も絡みながら、沢山の批判を浴びながらも研究を続けていきます。
そんな中でも「ポール」のことを理解し、ときにぶつかりながらも
協力してくれる仲間がいたから「スノーボール・アース」を世に広めることができた、と言えます。
内容はちょっと難しかったですが、ロマンの詰まった一冊でした!
「地質学」っておもしろいですね!
前にも「地質学」系の本を読んだのですが、それも面白かったです!
参考にしていただけると嬉しいです!
最後までご覧いただきありがとうございました!(^^♪
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