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シグネチャーパビリオン(Ⅵ)~いのちめぐる冒険~

前回までの記事をまとめています。

連載企画「シグネチャーパビリオン」紹介
今回は6つ目です。


🔴いのちめぐる冒険🔵

🔴プロフィール🔵

アニメーション監督でメカニックデザイナー、ビジョンクリエーターの河森正治さんによるパビリオンです。

河森正治(https://www.expo2025.or.jp/overview/project/)

代表作:
『マクロス』シリーズ、『アクエリオン』シリーズ(原作、監督、メインメカ)、『機動戦士ガンダム0083スターダストメモリー』(メカスタイリング)、宮沢賢治の半自伝的アニメーション『イーハトーヴ幻想 KENJIの春』(原作、監督)、『攻殻機動隊』、ソニー“AIBO”『ERS-220』、日産デュアリス『パワード・スーツ デュアリス』、『新世紀GPXサイバーフォーミュラ 』、『アーマードコア』、『デモンエクスマキナ』(メカデザイン)、ソニー・スマートウォッチwenaオリジナルモデル盤面デザインなど。

アニメーション監督、企画、原作、脚本、映像・舞台演出、
メカデザイン等を手がけるビジョンクリエイター。
1960年富山県生まれ。
アニメーション監督、メカデザイナー。
(株)サテライト 特別顧問。

3歳で、越中五箇山の雪深い秘境の里から横浜へ引っ越す。蒸気機関車や市電などの発展が目覚ましい都会の地に衝撃的なカルチャーショックを受け、自身も、“人々に、ワッと驚くような感動を与えたい”という衝動が生まれた。それがクリエイティブな仕事に就くきっかけとなる。

慶応義塾普通部へ入学。のちに世界的に活躍するデザイナーやクリエイターになった、多くのクリエイティブな学友に恵まれ、のびのびと自由な感性を育てることとなる。

慶應義塾大学工学部在学中から、日本のSFやアニメーション作品を語る際には、無くてはならない重要な存在であるクリエイティブ企画制作集団“スタジオぬえ”に入社。

入社まもなく、まだ学生だったころから、タカラ(現・タカラトミー)へ出向。全世界で一世風靡した『トランスフォーマー』の主役級ロボット『オプティマスプライム』の初期デザイン、『ダイアクロン』のカーロボットなどを担当するデザインチームに参加し、複数の人気メカデザインを共同で手掛ける。

数々のアニメ企画やメカデザインなどで多くの作品に同時進行で参加する中、スタジオぬえの仲間たちと企画から立ち上げた作品、『超時空要塞マクロス』(1982-1983)にて、原案から、設定、メカデザイン、脚本、絵コンテまでメイン・メンバーとして深く携わることになる。

21歳で、同作品に登場する主役メカ、世界初、完全3段変形可変戦闘機の『バルキリー』を独自に開発。

数年後に発表された、劇場版作品『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』(1984)で、23歳にして、監督デビュー。

同作品と『バルキリー』は、世界各国でテレビ放映され、リアル感のあるメカと戦闘シーン、アイドル音楽・恋愛要素の入り混じった映像は、ハリウッドを始めとするエンタテイメント業界や多くの子供や若者に、日本発のアニメーションは、クールだ、というインパクトを与えた。

その後の『マクロス』シリーズでも、原作、監督、メカデザインなどで、今も創作の中心的役割を担う。

SHOJI KAWAMORI公式ホームページ
https://shojikawamori.jp/en/#profile


🔴建築コンセプト🔵

広い宇宙の中で唯一生き物が確認されている地球。
水の惑星と言われるほど豊かな水がありますが、そのうち99.99%は我々の生命維持には使えません。
いのちの奇跡を舞台とするこのパビリオンでは海水を練った新素材を活用します。

・Cell:細胞

大小さまざまな展示群は建築構造と一体となったセルと言う空間を形成しています。多彩なセル=いのちとなり多用・一連の体験を来訪者に与えます。

・多彩さ

鉄骨フレームと特殊なコンクリートパネルによる2.4㎥のシンプルな構造体を最小単位として、進化・拡大により機能を増やし、展示の次元を大きくします。

・海水コンクリートパネル

建築・展示空間の単位であるセルは真水を使用する一般的なものではな海水によるコンクリートパネルによって作られています。
緊張材としては同線ではなく炭素繊維ケーブルを利用することで大阪湾の海水を利用できます。
→長寿命化などの革新性をもたらします。

・リユース/リパーパス

長寿命化したコンクリートパネルと輸送コストを抑えられる鉄骨構造ユニットは終了後にリユース/リパーパスの可能性を広げ、河森さん達は計画しています。

🔴エリア紹介🔵

【リアル展示エリア】

宇宙の窓

宇宙の窓

人間の感覚では捉えることのない時間・空間スケールの映像を京大高精細スクリーンで眺められ、圧倒的映像体験によっていのちを直観できます。

息吹の輪舞曲

息吹の輪舞曲

生物が死→分解されるのかで美西部や菌類などの生物が成長していく過程が展示されています。
現代社会で隠されることの多い「死と再生」のプロセスを体験できます。

【イマ―シブ体験エリア】

祝祭のアニマ

祝祭のアニマ

音楽と映像と振動がシンクロするミュージカルです。全員がいのちのつながりの一部であることを体験できます。

今、ここに共に生きる奇跡

今、ここに共に生きる奇跡

MR/VRを駆使し、全てのいのちがつながっている実感を得られます。
共に生きる奇跡を称え合います。

🔴共同プロジェクト🔵

ChatGPTによる要約です

「バイオーム・クエスト」は、2025年大阪・関西万博のために、河森正治氏がプロデュースする生物多様性と生態系保全をテーマにした共同プロジェクトです。このプロジェクトでは、「バイオーム」アプリを使用し、参加者が様々な生物を写真に撮り、その名前を識別することができます。収集されたデータは、生物多様性の監視と保全のために利用され、環境省の保護イニシアチブを支援します​ (SHOJI KAWAMORI | 河森正治 Official Web Site)​​ (SHOJI KAWAMORI | 河森正治 Official Web Site)​。

このプロジェクトは、コカ・コーラボトラーズジャパン、TOPPANホールディングス、くら寿司株式会社などの主要企業と共同で進められています。それぞれの企業が異なる自然環境に焦点を当てており、例えばコカ・コーラボトラーズジャパンは森林保全活動を行い、くら寿司は持続可能な漁業を通じて海洋生物多様性の保護に取り組んでいます​ (SHOJI KAWAMORI | 河森正治 Official Web Site)​。

さらに、世界的に有名なフィギュアメーカーKAIYODOと協力し、「命玉(いのちだま)」という彫刻が制作されます。この彫刻は、様々な生物の相互関係を表現しており、生物多様性の重要性と生態系内の調和を強調しています​ (SHOJI KAWAMORI | 河森正治 Official Web Site)​。

詳細な情報や最新の更新については、公式の河森正治バイオーム・クエストページをご覧ください​ (SHOJI KAWAMORI | 河森正治 Official Web Site)​。

ChatGPTによる引用
「共同プロジェクト」より

詳しくは下記サイトへ

🔴スタッフ🔵

全体統括
株式会社Vector Vision

展示企画・クリエイティブ管理
株式会社バスキュール 朴正義/馬場鑑平

朴正義
馬場鑑平

建築基本設計・建築デザイン監修
株式会社小野寺匠吾建築設計事務所

小野寺匠吾

🔴アテンドスタッフ🔵

雇用期間:2025年3月中旬~2025年10月中旬(予定)
詳しくは下記サイトへ

🔴チケットインフォメーション🔵

前売りチケットが特にお安くなっています。
「行きたい」と思ったら購入の検討をしてみてください。

🔴最後に🔵

今後もどんどん調べてまとめていきます!!
スキ・サポートもよろしくお願いいたします。

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Ryo
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