見出し画像

感情調整能力を向上させて、ストレスフリーな人間関係を築こう

日々の生活でストレスを感じる場面は様々あります。ただもっともストレスを感じる原因になるのは対人関係だと言われています。

ソーシャルスキルトレーニングと呼ばれる、日常生活の社交スキルを獲得するための方法を使うことでストレスを軽減する効果があると言われています。

こちらの論文ではソーシャルスキルトレーニングが社会不安やうつ病の改善に効果がある可能性について報告しています。
※社会不安障害を持つ人を対象にしています。

ただソーシャルスキルトレーニングは専門家による指導が必要なので手間と費用がかかります。
なので今回は対人関係によるストレスを減らすことができて、個人でもできる感情調整トレーニングについてご紹介します。

※もちろんソーシャルスキルトレーニングに興味がある方は専門家に相談するのもありです。


感情調整トレーニングとは?

感情調整トレーニングは、感情の調整能力を向上させることを目的とした心理的介入プログラムです。

このトレーニングは、様々な感情的な状況で適切に反応し、自分の感情を管理する能力を身につけることを目的としています。

感情調整トレーニングは対人スキルの向上にも関連があるとされています。

その理由として感情調整トレーニングでは、自分自身の感情を認識し、理解することが重要視されているからです。

自分の感情をコントロールし、適切な反応をすることができるようになることで、自己表現能力やコミュニケーション能力が向上すると考えられています。

感情調整トレーニングは、他人とのコミュニケーションにおいて大きな力を発揮します。

例えば、上司から仕事のミスを指摘されたときにカチンときてしまっても、「自分はいま感情的になっている」と気がつくことができ、冷静に対処することができます。

また、他人の感情を理解し、適切な反応をすることができるようになることで、コミュニケーションの質を向上させることができます。

感情調整トレーニングの方法

今回は感情調整トレーニングの概要だけ説明します。
具体的な方法はまた今後書いていきたいと思っていますのでご了承ください。

ただ概要を知っておくだけでも、意識が変わると思うので有効だと思います!

  • 感情の認識
    まず、自分自身が感じている感情を認識することから始めます。自分の感情を理解することで、感情をコントロールしやすくなります。

  • 自己規制の訓練
    感情をコントロールするために、自己規制の訓練が行われます。自己規制の訓練では、自分の感情をコントロールするための技術や方法を学びます。

  • 行動変容の訓練
    感情をコントロールした結果、どのような行動をとるかを訓練します。感情的になってしまった場合でも、適切な行動をとることができるようになります。

  • エンパシーの訓練
    他人の感情を理解するために、エンパシーの訓練が行われます。相手の感情に共感し、理解することで、より良いコミュニケーションが可能になります。

  • ストレス管理の訓練
    感情調整トレーニングでは、ストレス管理の訓練も行われます。ストレスを感じた場合でも、適切な方法で対処することができるようになります。

個人的には瞑想がおすすめ

一つだけ具体的な感情調整トレーニング方法をあげるとすれば瞑想です。

瞑想には、①自己観察能力の向上②情動調整能力の向上③他者理解の向上、の効果があると言われています。

個人的には瞑想をやっておけば多くのことを解決できると思っています。あくまでも個人的な意見です🙏

瞑想についてはこちらの記事もオススメです。

おわりに

人間関係はストレスの原因である一方で、幸福にも関係があると言われています。

感情調整トレーニングをしてストレスフリーな人間関係を構築しいきましょう!

最後まで読んで頂きありがとうございました。
気に入っていただけた方はスキやフォローをしてもらえると励みになります。

いいなと思ったら応援しよう!

メンタルヘルスの相談相手| りょう
よろしければ応援お願いします!いただいたチップは論文の調査費用として使わせていただきます