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YUICHI TOYAMA.(ユウイチトヤマ)のデザイナー インタビュー / 外山さん、猿田さん、ちょっと 僕と一緒にお出かけしませんか? (前編)
こんにちは、荒岡です。 今回は、眼鏡愛好家、ファッション関係者などから最注目されているブランド YUICHI TOYAMA.(ユウイチトヤマ)のデザインチームであるデザイナー 外山さんと猿田さんと代官山を歩きながら、お話を伺いました。
普段では、なかなか伺う事ができない記事の内容となっておりますので、是非ご覧ください。
<本文>
~渋谷の桜丘にある外山さんのオフィス前にて~
荒岡 「外山さん、猿田さん、今日は、お二人のオフィスに近い代官山周辺を散歩しながら、色々とお話をお伺いさせてください!」
外山さんと猿田さん 「はい、よろしくお願いいたします!」
外山さん 「そうしたら、とりあえず、代官山の方向に行きましょうか? 荒岡さん、どこか行きたいお店はありますか?」
荒岡 「代官山といえば、やっぱり、外山さんの会社が運営している眼鏡カフェの”THE LOBBY TOKYO”もいきたいです。」
猿田さん 「あれ、、荒岡さん、最近も”THE LOBBY TOKYO”に行ってましたよね??」
荒岡 「そうなんですよ!! うちのお店のRUTTEN_(ルッテン_)もそうですが、眼鏡とカフェが好きな僕にとっては、めちゃくちゃ落ち着く場所で!!」
猿田さん 「はっはっ(笑)」
外山さん 「わかりました。 ”THE LOBBY TOKYO”も行きましょう! あと、代官山に行く途中に素敵な本屋さんがあるので、そこも寄りましょうか。」
荒岡 「もちろんです!! じゃ、早速、いきましょう! あの、代官山に向かいながら、色々とお二人にお話を伺ってもいいですか?」
外山さんと猿田さん 「もちろんです!!」(二人一緒に)
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荒岡 「前から伺いたかったのですが、デザイナーの方の幼少期って、どんな感じだったのかなと思いまして。 確か、外山さんは僕と同じ台東区のご出身でしたよね? 昔からデザインが好きだったりしましたか?」
外山さん 「僕は浅草橋に近い柳橋の生まれで。 柳橋はいわいる花街で祖母がそこで置屋をやっていて、幼少期は、そこで育ちました。」
荒岡 「おお!! 江戸って感じですね! 柳橋も昔とは、だいぶ変わりましたが、昔の風情が少し残っていて、今でも屋形船とかありますよね。」
外山さん 「3歳くらいまで柳橋で、その後、代々木に。 小6で世田谷の用賀に行きました。」
荒岡 「なるほど。」
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外山さん 「小学校の時は、ガンダムのプラモデルブームあって、プラモデルをあえて傷をつけたり、色々と手を込んで作ってましたが、特に図工の成績が良くもなく、絵も上手くはなかったんですよね。」
荒岡 「それは、かなり意外ですね。」
外山さん 「小さい時はそんな感じでした。 ただ、中学の時に自分の父がカメラマンをしていて、仕事の一環で、部屋の改装をしている所を撮影するという企画がありまして。 自分の部屋を好きして良いと言われたので、部屋をペンキやスプレーで自分が好きなように塗ったりしていたのたのが、すごい面白くて。 その経験がきっかけで、後にグラフティーアートが好きになったのだと思います。」
荒岡 「へえ~、それは面白い企画ですね!! それがきっかけで、アート、デザイン方面に興味を持ちはじめたのですね。 高校生の時はどのように過ごされていたのですか?」
外山さん 「グラフティーアートが好きだったんで、当時は渋谷パルコの地下にアートブックが結構置いてあったので、そこに見に行ったり。 あと、ファッション、音楽とかに精通している先輩たちが自分の周りにいて、渋谷とか原宿とかで遊んでいることが多かったですね。」
荒岡 「外山さん、めちゃ!おしゃれ系じゃないですか!!」
外山さん 「そうですかね? ただ、周りにそういう人たちが多かったので、先輩からファッションを学んだり、DJをしている人から音楽をおしえてもらったり、毎日刺激的でした。 だから、雑誌を読むとかではなく、周りの人から何がホットなのかを教えてもらっていた感じでした。」
荒岡 「なるほど!! それで、ファッション、デザインの道へ進むことになったんですね。」
外山さん 「あっ、荒岡さん、 ちょうど、デザインとかの話をしていたら、先ほどお話した本屋さんの前にきましたね。 ちょっと、覗いていきましょうか?」
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荒岡 「いいですね!! 入りましょう!!」
荒岡 「おお!こちらの本のセレクトが素晴らしいですね!!」
外山さん 「こちらは、totodo(東塔堂)さんといって、アート、デザイン、建築などの古書が豊富なお店なんですよ。」
荒岡 「いや~、本当に見ていると全部、欲しくなっていまいますね!!」
外山さん 「ですよね!! 僕と猿田くんは、たまにきてまして。 このあたりですと、有名な書店ですね。」
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荒岡 「外山さん、実は、僕、めちゃめちゃ写真集好きで、 このままだと、ずっと居座ってしまいそうなので、、、辛いところですが、、、、 次に行きましょう!!! 」
外山さん 「はっはっ、そうしますか。 じゃ、代官山方面に行きましょうか。」
荒岡 「本屋さん、すごい良かったです!! 今度、ゆっくり伺います! そうだ、先ほどの話の続きなんですが、外山さんは、高校の時にアート、ファッション、デザインに頻繁にふれることになり、そちらを専攻するようになったんですか?」
外山さん 「先ほどの続きですね。 じつは、グラフティーアートが好きだということもあって、一番はじめは、グラフィックを学ぼうとデザイン学校に入ったんですよね。」
荒岡 「なるほど、はじめからプロダクトデザインではなかったんですね。」
外山さん 「はい。 ただ、そこの学校はグラフィック専攻で入学してもプロダクトとテキスタイルも学べて、専攻を変更できまして。 僕は、グラフィックの中でも立体的なグラフィックが好きだったという事もあり、だんだん立体的なデザインに興味を持ちはじめ、最終的にプロダクトデザインを専攻することになりました。」
荒岡 「選択の幅がある面白い学校ですね! そういう経緯でプロダクトを専攻されたわけなんですね。 」
外山さん 「おっと、話してたら、”THE LOBBY TOKYO”に着きましたね。 入りましょうか。」
荒岡「そうですね!! さっそく、はいりましょう~!!」
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眼鏡を見ながらカフェを利用できます。
外山さん「そうしたら、 ここで少しお茶をしてから、次、いきましょうか。」
荒岡「はい。 それにしても”THE LOBBY TOKYO”は、やっぱり落ち着きますよね。 眼鏡を見ながらお茶をできますし。」
外山さん 「そう言っていただけるとすごい嬉しいです。 ”THE LOBBY TOKYO”は、荒岡さんもご存じだと思いますが、YUICHI TOYAMA.のフレームの販売していませんが、現在展開しているYUICHI TOYAMA.のフルラインナップをご覧いただけるショールーム兼カフェになってまして。」
荒岡 「いや~~、眼鏡とカフェ!! 眼鏡好きにとって、最高の環境ですよ!(笑)」
外山さん「ありがとうございます!(笑)」
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マネージャーのあやねさん。
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荒岡 「うちのお店のRUTTEN_も眼鏡屋&カフェのスタイルなので思いますが、やっぱり、眼鏡を見たいけど、そこまで買う気でないと眼鏡屋さんって、少し入りづらいイメージあるじゃないですか?」
外山さん「確かにありますよね。 ”THE LOBBY TOKYO”はカフェだけの利用でも、眼鏡だけご覧なられるのでも、その両方でもゆっくり楽しんでいただきたいと思ってます。」
荒岡「本当に同感です! 僕も自分のお店もゆっくりと楽しんでいただきたくて、カフェスタイルの眼鏡屋さんにしました。 そうだ、今、思い出したんですけど、この近くの眼鏡屋さんで面白い眼鏡屋があると先日伺いまして。 確か、外山さんの後輩の方?がされているお店のような?」
外山さん 「ああ! 西田くんのコギトエルゴスム トーキョーですね。」
荒岡 「そこです!! じつは、以前に一度だけ西田さんにお会いしたことがありまして。 ぜひ、お伺いしたくて。」
外山さん 「いいですよ! そんなに遠くないので。 代官山駅周辺のお店はその後にでも見ましょうか。 じゃあ、早速、いきましょう。」
荒岡「はい! 楽しみです~~!」
<外山さん、猿田さんと3人でコギトエルゴスム トーキョーさんへ向かう>
外山さん 「西田くんのお店は、もう少ししたら到着しますよ。」
荒岡 「西田さんって、外山さんの後輩の方なんですよね?」
外山さん 「そうなんですよ。 以前に勤めていた眼鏡の企画会社の後輩で。 彼はデザインというか、眼鏡の試作品などを作っていたので、職人的な仕事を当時していましたね。」
荒岡 「外山さんが勤めていた会社は、日本の眼鏡業界で活躍されているデザイナーのGrapes & Celadon(グレープス・アンド・セラドン)の森山さん、MASAHIROMARUYAMA(マサヒロマルヤマ)の丸山さんもいらしたところですよね?」
外山さん「そうです。 森山さんと丸ちゃん(丸山さん)は、今でもすごく仲良くさせていただいてます。(笑)」
外山さん「じつは、就活の際、眼鏡のデザインをしたいと思ったのですが、その眼鏡の企画会社が募集をしていなくて。」
荒岡「えっ! そうだったのですか?」
外山さん「でも、やっぱり、デザイナーになりたかったので、その会社に連絡して、会社案内をもらいに行った際に対応してくれたのが森山さんだったんですよね。(笑)」
荒岡 「えええええ!! そんなエピソードが!! 面白いですね!」
外山さん 「いや~、なんか色々思い出しますね。(笑) その後、その会社を受けて採用され、眼鏡デザインを学んでいくんですよね。 会社に入ってから何年かして自分が経験を積んだぐらいに森山さんが独立され、森山さんが担当していた花形の企画を自分が引き継ぐことになるんですよね。」
荒岡 「なんか、皆さんの関係や歴史を感じて、いいですね!(笑)」
外山さん 「はは! そうですね! あっ、話していたら、西田くんのお店に着きしたね。 入りましょう!」
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外山さん 「こんにちは! 元気?」
西田さん 「あ、外山さん! いらっしゃい。」
荒岡 「こんにちは! お久さしぶりです!西田さん!」
西田さん 「あっ、こんにちは、お久しぶりですね!」
荒岡 「いや~、覚えていていただいて、すごい嬉しいです! 西田さんが大阪で眼鏡屋さんをしていた時に僕が眼鏡ブランドの営業でお伺いした際に一度お会いしているので、多分、10年以上も経過しているかと思います。」
西田さん 「そうですよね。 それくらい経ってますよね。 どうぞ、ゆっくりお店を見ていってください。」
荒岡 「ありがとうございます!」
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エッジ効いていて本当に素晴らしいです。
外山さん 「荒岡さん、床をみてください。」
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荒岡 「おお、水が張ってるじゃないですか!!」
外山さん 「そうなんですよ。 ここのお店は床に水が張ってあり、その上に透明な床のパネルがあるので、水の上を歩いているような雰囲気なんですよ。」
荒岡 「めちゃくちゃ、面白いです。」
外山さん 「あと、ライティングの効果で、天井に水面の揺れが影となって映し出されているのもいいですよね。」
荒岡 「確かに、かなりいい雰囲気になりますよね! 大阪時代のお店も素晴らしいと思ってたのですが、こちらのお店もよりアップデートされていて楽しいですね!!」
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店内をご覧になる猿田さん。
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店内にて外山さんを撮影。
外山さん 「眼鏡のセレクトも独特で、見ていて面白いですよね。」
荒岡 「本当に面白いです!! じつは、他の眼鏡屋さんってほぼ行かないのですが、コギトエルゴスム トーキョーさんは、以前から伺いたかったので、今日、拝見できてとても面白かったです!!」
外山さん 「それは、よかったです!! 荒岡さん、なんか雲行きが怪しくなって、雨が降りそうなので、そろそろ代官山駅周辺のお店にいきましょうか? 西田くん、ありがとう! お邪魔しました~。」
荒岡 「西田さん、お邪魔しました! 有難うございました!!」
<外山さん、猿田さんと3人で代官山方面に向かう>
荒岡 「いや~、コギトエルゴスム トーキョーさん、楽しかったです!!」
外山さん「それはよかったです!」
荒岡 「話が変わるのですが、外山さん、じつは、ずっと気になってたのですが、、、」
外山さん 「えっ、何ですか?」
荒岡 「外山さんがずっと話てしているので、猿田さんが全然喋ってないじゃないですか!! 前編がこれで終わっちゃいますよ!!」
外山さん「ええ! 猿田くん、、ごめんね。 荒岡さんが俺にばかり聞くから!(笑)」
荒岡 「外山さん! やめてください!! 人のせいにしないくださいよ!(笑)」
猿田さん 「いや、、あの、、、自分は、気にしてないので大丈夫です。。(苦笑)」
最後までご覧頂き、誠に有難うございます。
次回(中編)は、デザイナー猿田さんにデザイナーになった経緯など色々と面白いお話を伺いましたので、お楽しみにしていてください。
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YUICHI TOYAMA.のフレーム
美しく、品があるデザイン。
< 眼鏡とクラフトat RUTTEN_ >
昼の部 12時~19時(物販とカフェ)
夜の部 19時~21時30分(BAR クラフトレモンサワー)
住所 〒110-0005 東京都台東区上野 5-5-10 1F
TEL 03-6284-2675
定休日 月曜日
<URL> https://www.rutten-eyewear.com
<Instagram> https://www.instagram.com/rutten_ueno5/?hl=ja
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