本『図書館は生きている』/ パク・キスク
本『図書館は生きている』/パク・キスク、読了。
韓国人の司書がアメリカの図書館で働いた経験や、世界の図書館を旅した経験を記述したエッセイ。
アメリカの図書館事情や、世界の図書館を知ることができる。図書館が持っている悩みは世界共通だなと思った。図書の廃棄、請求番号にまつわる話など。
また延滞に関しての各国の違いなども面白い。罰金をとる、貸出禁止にする、何もしないなど、それぞれの国の事情が見えてくる。
しかし、建築学的に優れている図書館の多くが吹き抜け構造になっているのは何故なのだろうか。あれは空調がすぐには冷えない、暖かくならないと、運用している立場からするとデメリットが多いのだが。
http://www.harashobo.co.jp/book/b636133.html