【ネタバレ注意⚠️】薬にしかならない物は存在しない
映画「ショーシャンクの空に」を観た。彼氏からあらすじ(ネタバレ)を聞いて興味を持ったのがきっかけ。
ところが…
うん、想像していた以上に鬱屈とした雰囲気が長く続く泥臭い作品だった。
私が彼氏から事前に聞いていたのは作品のタイトル、主人公のアンディは刑務所内では模範生であること、そして最終的にアンディは大金を持って刑務所から立ち去ること。さて、これらの要素をもとに映画のワンシーンを思い浮かべてみてください。
青空の下、大金が入った袋を担ぐクールな主人公が爽やかに刑務所から立ち去る…手でも振りながら。そんなイメージ持ちません?持つでしょ?(え、私だけ?)
ともかく、想像をいい意味で裏切られたものの終始見入ってしまった。テーマは「希望」ではないかと思う。アンディは希望を持つことを良いことと主張する一方、アンディの友人であるレッドは希望を持ってしまったがゆえに不幸になってしまった人を目にしたことがあったのかもしれない。希望も薬だけではなく毒にもなるといった暗示は…恐らく映画の中にはなかったが。