うどんとヤドンと海鮮丼3歳児と香川旅行記①
「ヤドン公園に行く!」
ポケモンキッズTVを見ていた3歳児の子どもが言ったので、5月、1泊2日で香川県に旅行に行ってきた。
私は関西に住んでるので、香川県は目と鼻の先だ。
前日の金曜日まで仕事が忙しくて用意もロクにできてなくて、当日朝スーツケースにとにかく荷物を放り込んで出発だ。
明石海峡大橋から淡路島を通り、お昼前にはもう香川県だ。
活魚料理 びんび家で海鮮を
お昼は香川県にわたってすぐにあるびんび家さんへ。
こちらは海鮮のお店で、とにかく魚が新鮮!
鮮度抜群なグニグニぶりぶりのハマチが食べられる。捌きたての刺し身、スーパーで売ってる刺し身とは全然食感が違うので、一度食べてみてほしい。
私はおまかせ定食(ハマチか鯛の刺し身、天ぷら、焼き魚、お味噌汁)、旦那さんはサワラの刺身定食(お味噌汁付)を注文。各2,000円だ。(たしか)
ハマチがとにかく美味い!
おまかせ定食は刺し身の魚として鯛かハマチが選べるんだけど、私はとにかくハマチをおすすめしたい。新鮮グニグニなので。お店の前に大きい生簀があって、そこからとった魚を出しているようだ。
(なお、お店に入るのに並んていたら、魚のストックが無くなったのか、店員さんが生簀から鯛を何匹か揚げて、新鮮でビチビチ飛び跳ねるのを一気にさばいて血抜きしていたので、もし目撃した場合は、人によってはちょっとびっくりするかも。)
一緒に出てくるわかめがぎっしりどっさり入った、わかめのお味噌汁も美味しい。これだけでも食べる価値があるかも。
この味噌汁を毎日家で食べれたら幸せなのになーーーと思いながら食べた。
かなり人気のお店で、お昼の時間に行ったら並ぶと思うので、できるだけ早め時間に行くのがおすすめ。ただ席数はかなり多いので、回転も早そうだ。
愛らしきヤドンの世界
お腹が満たされたら次は子ども念願のヤドン公園へ。
場所は、香川県綾歌郡綾川町。
その名の通り、ポケモンのヤドンがある公園だ。無料。ポケモン社の公式だ。
小山の上にでっかいヤドンがいて、3歳児の子どもは到着してそうそうそちらへ走る。のぼる。入る。
(写真のヤドンの身体の中に入って口から出られる)
すべり台の遊具やブランコにもポケモンのヤドンやシェルダーなどがついており、子どもはとても楽しんでいた。
新しい公園なので、遊具は新しくてきれい。トイレや自動販売機もあり、専用駐車場が公園の近くに2つあり、結構車が停めれそうだった。床の一部がふわふわになっていて子どもが転んだ時に怪我をしないような配慮もある。
ただ、公園がそんなに広くないので、時間帯によっては混んでるかもしれないので、注意だ。
公園なので小さい子どもが多いのと、ポケモン好きが集まってるようで、みんなポケモンの服だったり靴だったりぬいぐるみを持っていたり。ポケモンを愛するちびっこたち(とその親)の集いってかんじで、和気あいあいとした場所だった。
うちの子もライトにポケモンを愛するって感じなので、公園内では市民権を得ていて、ポケモンの帽子を色んな人に褒められていた。
総じて3歳児にはとても楽しい場所だったようだ。
子どもはヤドンを気に入り、「ヤドンのぬいぐるみ 買う!」と言っていた。
が、ちゃんと調べてなくて、香川県とヤドンのグッズがとにかく見つからない。あるはずなのに。
後日調べたら、近くの道の駅滝宮に、ヤドンのお揚げがのったうどんを売っているそうで、そこにグッズも売ってたのかもしれない。また、高速道路のSAにあったという記載もあった。
どちらも私は行けなかったので、ヤドングッズを買いたい人はそこに行ってるのがいいかもです。
夜も海鮮、ドライブインシラカバ
遊んだあとは、今日泊まる場所へ。古民家をリノベした一棟貸しの家に泊まった。古民家リノベの実例を見てみたくて。宿泊については別記事に。
素泊まりなので、古民家で少し休憩した後は夜ご飯を食べに出かける。
香川県仲多度郡琴平町のドライブイン シラカバというお店だ。
こちらも海鮮。昼も海鮮だけど夜も海鮮、いいじゃない。
こちらのお店もブリやハマチなどのお刺身が美味しいとのこと。
私たちは、海鮮丼、すだちブリの刺身定食、有頭海老フライ定食を頼む。
海老フライがでかい!ブリの刺し身も分厚くてたくさん!
海老フライはでかいが味も良い。近くの人が頼んでいる唐揚げ定食もすごいボリュームだった。
刺し身もたくさんのってて美味しい。美味しかった。けど一方で、お昼にもびんび家で海鮮を食べたので、やはり鮮度、魚のグニグニぶりぶりさで言ったら、びんび家に軍配かなーーとは思った。
ただ美味しいのは美味しい。
温泉「環の湯」であたたまる
素泊まり古民家にもお風呂はあるけど(猫足バスタブ)、温泉も行ってみようということで、ごはん後は香川県三豊市の「環の湯」へ。
道の駅の近くにある温泉のようだ。料金570円。
大浴場はとろっとした系のお湯の温泉で、身体があたたまる。
脱衣場を戻った別の場所に、ヒノキの露天風呂もあった。
露天風呂と大浴場が離れているからか、露天風呂は私の他に誰もいない。温泉が山の上のダムのそばに位置していて、なんだかとても静か。ヒノキの香りも相まって森の中のようだ。
途中からおばあちゃんも入ってきて、2人で黙ってお湯に浸かる。
日本全国どこに行っても、地元の温泉にはおばちゃんとかおばあちゃんとかがいて、中には常連さんもいて、みんなゆるやかにのんびりとくつろいでる。その光景はどこでも変わらない。
私は旅先としてこの温泉に入ってるけど、こういう地元民が使うお風呂に入ってると、なんとなく受け入れてもらってような気がする。
高知の馬路村で、夕方、地元のおばちゃんたちが仕事終わりにひとっ風呂浴びながら仕事の話してる横で、一緒にお風呂に入ってた時にもこの気持ちになったな。
どこから来たどんな人かとかはあんまりこだわりが無くなって、誰彼問わずどうでもよくなってみんなで無防備にくつろげて、温泉っていいよなあーー、と考えてたら、伸びやかな気持ちになった。
お風呂から出たら、宿泊する古民家に帰る。
明日は朝からうどんだ!
2日目記事へ続く