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じろうちゃん@不妊治療をきっかけに胚培養士に
2021年3月24日 15:50
はじめまして、じろうです。結婚して赤ちゃんが欲しいという希望があったのですが、なかなか授からず不妊治療をしていました。タイミングや人工授精も何度もしましたが、できませんでした。結局、体外受精を行って、赤ちゃんができたのは結婚してから5年でした。体外受精は最初は抵抗がありました。でも患者として体験して、医療従事者として勉強して「生命の神秘」というものに心を打たれました。そして
2021年3月24日 16:35
学会での定義日本産科婦人科学会では不妊症を次のように定義しています。「生殖年齢の男女が妊娠を希望し、ある一定期間、避妊することなく通常の性交を継続的に行っているにもかかわらず、妊娠の成立をみない場合を不妊といい、その一定期間については1年というのが一般的である。なお、妊娠のために医学的介入が必要な場合は期間を問わない。」要するに、1年間妊娠しなかったら不妊症、原因がはっきりとしていれば期間
2021年3月25日 16:22
予防できる不妊とできない不妊予防の観点からすると、不妊症は予防できるもの、できないものに分けられます。米国生殖医学会(ASRM)という学会が予防可能な要因をあげています。これらは生活習慣因子と呼ばれるものなので、ある程度予防することができます。①体重異常体重については肥満でもやせ型でも悪影響になります。排卵障害や卵子の質の低下につながると言われています。肥満の場合は、脂肪による
2021年3月27日 15:30
狭い意味では卵巣に残っている卵子の量卵巣予備能は広い意味では卵子の量と質のことです。不妊治療では一般的に、卵巣予備能とは卵巣に残っている卵子の「量」を指します。なので、病院で卵巣予備能を調べる場合は「いい卵子があるか」ではなくて、「どれくらい卵子があるか」を調べています。卵巣予備能の結果によって治療法が変わるなぜ卵子の量を調べるかというと、それによって体外受精のときの採卵で注射などの卵