140字小説 「蜃気楼」
男は気まぐれに、道に捨ててあったペットボトルを拾い、ゴミ箱に入れた。家で暇潰しにSNSを見ていると、たまたま自分のことが拡散され、大量の高評価が集まっていた。最初は浮かれ気分だったが、注目されてるのは他人のアカウント。男は思い切って、ゴミ拾いした報告を投稿した。評価は一桁だった。
男は気まぐれに、道に捨ててあったペットボトルを拾い、ゴミ箱に入れた。家で暇潰しにSNSを見ていると、たまたま自分のことが拡散され、大量の高評価が集まっていた。最初は浮かれ気分だったが、注目されてるのは他人のアカウント。男は思い切って、ゴミ拾いした報告を投稿した。評価は一桁だった。