さぁ、これからは虫の出番です【大人の学びに効く一冊Kindle Unlimitedシリーズ】
おはようございます。今週の一冊はこちら。
どうしてこの本?
元々友人が「昆虫食ワークショップやろうよ!」と誘ってくれて、この本の著者でもある内山先生をお呼びして、ワークショップを行ったのが2年ほど前。その前まではイナゴの佃煮ぐらいは食べられました。しかし、このワークショップでセミの幼虫のスモークや、セミの天ぷら、ゴキブリのカナッペなどなど食べれるようになりましたら、怖いものがなくなりました(笑)今では、我が家の食卓にカミキリムシの幼虫とか並べられます。(高級品です)今年は温かいのか10月に入ってもスズメバチの活動が活発で駆除依頼が多く、スズメバチの幼虫を食べる機会が増えました。いつもバター炒めなのものなぁ、と思い、他にも美味しい食べ方がないかな、と手にとって見たところです。
この本の目次は?
この本の目次はこんな感じです。
第1章 昆虫料理研究家はどんな生活をしているのか(昆虫食の原点はフナ、ドジョウ、ナマズ食;田んぼに水が入り、ケラと遊ぶ ほか)
第2章 おいしい昆虫ベスト10(まずい虫はごくわずか おいしい虫は探せばもっといる;第1位 カミキリムシの幼虫―脂がのった甘味とコクはマグロのトロに似ている ほか)
第3章 昆虫食あるある(昆虫食編;昆虫を食べる人編)
第4章 虫食い女子が昆虫食の魅力を語る(食の常識が壊れるすごい話;私はこうして昆虫を食べるようになりました ほか)
第5章 騙されないための昆虫食(FAOレポートの衝撃;二〇億人が一九〇〇種の昆虫を食べている ほか)
この本で何を学んだの?
この本で学んだことは、
スズメバチの幼虫を食べるときはフン抜きをすること
でした。
フン抜きの目的は次のように書かれています。
1 未消化物に含まれる最近を排除するなど衛生上の心配がなくなる
2 未消化b津に副アレル可能性のあるアレルゲン物質の心配がなくなる
3 未消化物の匂いがなくなり、食味が向上する。
なんと!我が家では、大量に採取できるスズメバチの幼虫のフン抜きなどできるはずもなく、巣から引き抜いたあとは、さっと洗うだけですぐに炒めておりました。フン抜きしないとだめなのかかしら…ちょっと不安になって内山先生にご連絡してみたところ、
①小昆虫のカラなど混ざっているので食感が悪くなる。
②フンが黒いので見た目も良くないためフン抜きする。
けれども、そのままでも大丈夫ですよ、とご回答いただき、ほっと一安心。
内山先生おすすめのスズメバチの食べ方は、
・オオスズメバチ(前蛹)のしゃぶしゃぶ鍋
・オオスズメバチ(前蛹)のきゅうりの酢味噌和え
・オオスズメバチ(前蛹)の串揚げ
・クロスズメバチ(幼虫と蛹)の混ぜご飯
・クロスズメバチ(幼虫と蛹)の丼もの
・クロスズメバチ(幼虫と蛹)の肉まん、餃子の具
でした。
ちなみに先生おすすめの美味しい虫ナンバーワンはカミキリムシの幼虫!こちらは薪割りをするときにゲットすることができます。このことをしってから、薪割りが更に楽しくなりました。味はジューシー。普通に美味しいです。
その他にも、昆虫食好きな女子トークや、世界の食料危機に対していかに昆虫食が有益であるか、など様々な角度から昆虫食について学べます。昆虫食に興味がますます高まるおすすめな一冊です。
NEXT STEP!
まずは、今軽トラックの荷台に袋詰されている直径60センチぐらいのスズメバチの巣から幼虫を取り出し、美味しく調理することからはじめてみたいなーと思います。昆虫食ワークショップ第2段もぜひやりたいです!興味のある方は、ぜひお声掛けくださいませ♪
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