「合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明〜(第3話)」豆大福の違和感だけでそこまで追い詰められるか?
白石聖が加わって、変化があるのかと思いきや、まあ、事務所が明るくなったということくらいか?白石が足を出して働いてる姿はなかなか目の保養にはなるが、ここから、彼女が探偵の仕事に加わるのか否か?今回は最後に白石がマニュアルに合わせて、豆桜を飾ろうとしたところがグッドジョブ?というか、そこまで、天海も松下も事件の真相がわかっていなかった。そして、豆桜から、豆大福が浮かんだということですよね。確かに、私、天海がボートの予想ゲームのことが終わった後で一人豆大福を食べるところは、変なカットだとは思いましたが、そこで、前にある他人の豆大福に違和感を思うとは、少しできすぎ。
そして、松下も、蓋の裏に何かが貼ってあった跡があるまでは良いが、それが小型プリンターだったと確信するのは、かなり危ない。出回ってる小型プリンターの大きさにあったということくらいしか確証がないものね。そう、このドラマで松下はIQがすこぶる高い役なのだが、そこに見合った事件でもないのが今ひとつの感がここまであるんですよね。
とはいえ、ここで出てくる詐欺師の高橋克実がやっている予言に関して、視聴者は何もわからないわけで、そういう意味ではドラマは面白かった。最初のクラブでのどんな客が来るかを当てるゲーム、仕込みであるのはわかったが、社長の秘書の安井順平が仕込んでいたとはわからなかった。まあ、安井さんは、こういう役が多いから、そういう点から疑う視聴者はいるでしょうね。
しかし、天海祐希のクラブでの着物スタイル。こういう横柄な感じのママがいても良いかなと思いますが・・。で、ここで使ってるような監視カメラの盗聴のようなこと、実際に行われているのでしょうか?確かにWiFiのアカウントとパスワードがわかれば可能なような気はするが、その辺のセキュリティーってどのくらい強固に作ってあるのですかね。最近、刑事ドラマなどでもこういうのよく出てきますので、すごい気にはなります。デジタル庁の人なら知ってるかな?(絶対わからないでしょうね)
そして、最後に高橋を追い詰める姿が、謎の中国人実業家とは、こういうシナリオの作り方って、昔から変わりませんな。そんな、ある意味わかりやすい脚本が、このドラマの魅力でもあるのでしょう。そういう意味では、1時間飽きませんからね。
そして、ラスト、松下が隠してることがあるという病院シーン。そして、そこについてきてる天海もそのことを知っている。それが、このドラマの最後の事件に繋がる感じ?仲村トオルもそこに関係してるのかしら・・?
それは、先の話でしょうが、次週は、天海祐希VS水野美紀らしい。なかなか面白そうな女優対決、期待しましょう!