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「DCU(第8話)」子供の時の記憶に嘘はないということか?大人が腐っているということか?
昨日見た、バットマンは利権を持っている人々が皆糞であり、連んで街を腐らせているような話だったが、このドラマも似たようなところがある。遠隔操作システムを狙う奴は、皆、自分のことしか考えていないわけで、その利権のためには、平和に生きている友人も脅かすという状況。ある意味、テロリストということだし、こういう輩を扱うのがうまいハリウッドの製作会社の意見もあったのだろう。そんな、色々見えてくるが、全体的には日本的な流れ。まあ、阿部寛はバットマンみたいなものか?
そう、横浜流星の記憶が戻り、その記憶の中の善悪で彼は動くわけだ。その辺りはとても日本的な気がした。記憶の中の阿部寛の心を信じたということだろう。まあ、自分に当てはめても、子供の頃、近くにいる人や先生なんかも、いいひとと悪い人に簡単に分けていた気がする。そう、深い人間性などではなく、その周辺に感じる雰囲気で、大人たちの善悪みたいなものを見抜こうとしていた。もちろん、勧善懲悪のアニメなどの影響もあるのかもしれないが、その時に悪い人と感じた人は、今においても苦手な思い出しかないし、まあ、犯罪者でもないから、波動が合わなかったということだろう。そう、子供の頃は時にそういうものに敏感だったということを、今、記憶を振り返り思ったりする。
今回は、横浜が故郷に帰り、記憶から実家にある設計図のデータを見つけるまでの話。海洋アクションドラマとしては、今回潜るのは、温泉の湯船。この価格破壊というか、ケチ臭さはなかなかだ。そして、長島スパーランドというバックアップもつけて、なんとか撮った感じ。それでなかったら、ジェットコースターのシーンなどいらないよね。昔のアクションドラマにはこういうのがよくあったことを考えると、懐かしいとも言える。
しかし、発見されたデータ、15年前とはいえ、フロッピーディスク。その容量の少ない中に、そんな、世の中を破壊できるようなシステムのデータが入るのだろうか?と疑うしかない状況。もし、システムが存在していても、セキュリティーなどほぼ考えてない代物だろう。その偽物をつかまされる吉川晃司も、騙され方が簡単すぎる。最後に、裏の裏がある感じなのですかね?そういう臭いはしますよね。
まあ、最終回前、ゲストに田辺誠一というのは、それなりに豪華。その娘に島崎遥香。久しぶりに見ましたが、綺麗になってますね。まあ、もう一つ印象不足は感じるけど、個人的にはもっと使ってあげて欲しいです。
兎にも角にも、吉川晃司が、何故にブラックバタフライにいるのかということが残った謎ですかね。そして、海洋アクション、最後の一回は決めていただきたい気がします。